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実相寺の樹齢2000年の神代桜 A
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美花短命の「月下美人」を撮る
八ヶ岳山麓の秋景色が始まった
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 美花短命の 「月下美人」 を撮る 

 
 

 
 


開花直前の「月下美人」

サボテン科に分類され開花期は6〜11月で、下向きに着いたつぼみが徐々に立ち上がって、
開花すると直系20〜30センチの大きさの白い花を咲かせ、良い香りを一面に漂わせる。

 

 

今回は多くの読者があまり目に することのない花の写真を掲載させて頂くことにした。その花は「月下美人」である。

この花を始めて目にしたのは今から13年前のこと。小淵沢に住む同級生の家を訪ねた際、家の座敷に大きな植木鉢があったので、この木にはどんな花が咲くのと聞いたら、「月下美人」という花で2〜3日の内に咲くよと言われたので、夜遅くに再訪して目にするところとなったのだ。

撮影したことは思い出したがいつ頃のことであったか忘れてしまっていたので、調べてみたら13年前。すっかり忘れていてしまって花の姿すら思い浮かんでこなかった。いつ頃咲くのか聞いたら、「1週間ほど先かな」とのことであったので「開花したら教えて」と頼んで帰ってきた。

昨夜電話があり「今夜は見頃だと思うよ」とのことであったので、早速たずねて撮影させてもらった。この花は夜に咲いて翌朝にはしぼみ、その後二度と咲くことはない「一夜咲き」の花である。夕方頃から香りを放つようになって8時〜9時頃には香りがピークに達し、その後2〜3時間が最も見ごろとなる。そのため8時過ぎに訪ねて香りを堪能させて頂いた後で、撮影するところとなった。

花言葉が「儚(はかない)日」「儚い恋」とされているが、夜遅きに開花し朝になるとすっかりしぼんでしまう一夜咲の咲き方は、まさに「美人薄命」の言葉そのものである。それにしても月夜の一夜咲きというのはなんともはや、あまりに儚(はかな)過ぎる。

しかし、改めて考えてみれば人間に与えられた80年余の人生も、宇宙の流れから見たらたいして変わらない のかもしれない。月下美人の精霊は「人の一生も瞬きする間に過ぎないのだから、1日1日を実りのある日々にしなさい」と教えてくれているのかもしれない。

残された日々の少なさを思い出して残された日々を大切に生きていきたいものである。

 

 



 

     

 

 
 




 

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