新緑の候の真っ盛り、我が家から一歩外に出れば目に飛び込んでくるのは、緑、みどり、緑。心を安らげるのには最高の季節である。先日、早朝にカーテンを開けた途端、そんな新緑の森の彼方に積雪の富士がくっきりと浮かび上がり、最高の景色が飛び込んできた。
下の写真を見て頂ければその見事な景観がお分かりになられるに違いない。冬なら別だが、5月に入ってから積雪の富士の姿がこれだけくっきりと見えるのは滅多にあることではない。それだけに、こうした写真は狙って撮れるものではない。地元ならではの写真である。
世界中が、そして日本中がコロナ、コロナで鬱状態に陥っているが、山梨県は感染者数が最も少ない県の一つで、ましてや北杜市は更にわずか。それでも皆感染を恐れて家にこもっているようであるが、カメラを手に新緑に覆われた風景を撮影していると、コロナなど頭から消えてなんともはや爽快な気持ちになってくる。
今回掲載した写真は皆、徳乃蔵周辺から見れる景色ですので、徳乃蔵にお出かけの方には、お時間を取ってこの素晴らしい景観を楽しんで頂きたいと思っている。この辺りではそろそろ田に水を引き、間もなく田植えが始まる。早朝と夕方の愛犬ルナを連れての散歩は、鬱になりがちな気持ちを癒してくれる最高の一時である。