長野県の茅野市にある清龍山・長円寺は数十体の石仏百態観音をお祀りしておられるお寺であるが、このお寺を全国的に有名にしているのは、この季節に見頃を迎える楓(かえで)の紅葉である。
この楓は100年ほど前に京都から持ってこられた苗を移植したもので、今回、撮影に訪ねたのは11月6日であったが、真っ赤に染まった十数本の木々は見事な景観を見せていた。
例年だと日没〜夜10時頃までライトアップが行われているようであるが、昨年、今年はコロナ禍のため中止となってい
て残念ながら見ることが出来なかった。来年にはコロナ禍が終わり、ライトアップの夜景を見ることの出来るのを願っている。