我が家周辺では例年桜が満開を迎えるのは4月も20日を過ぎたあたり。しかし今年はなんと1日に開花。驚きの速さであった。その後、寒暖の差が激しいせいか10日経過した今日もほぼ満開状況が続いている。
開花の速さは桜だけではない。様々な草花が皆早咲きであるが、なんといっても驚いたのツツジである。ツツジにも早咲き、遅咲きがると思うが、例年なら5月に入って
神社祭りが行われるゴールデンウイーク頃から咲き始めるツツジが、既に3日ほど前から咲き誇っているのだから、1カ月近く早いということになる。
しかし、1昨日、長野県の「高遠城址公園」とその近くにある「六道の堤」の桜景色を撮影に行った際には、まるで初夏のような陽気で汗ばんでいたというのに、今朝
の気温はマイナス2℃で上着がないと寒い位、なんともはや寒暖差の激しいおかしな天候である。
コロナ禍は一向に収まる気配がなく、米国をはじめブラジル、インド、フランス、トルコなどでは新たな波が到来し始めており、ブラジルでは死者の数が連日3000人を超え、昨日は3647人に達している。人口は日本の2倍近い2億1300万人とはいえ、死者の累計が35万人を突破しようとしているというのに、ボルソナーロ大統領は相変わらず「この程度のことで恐れることはない」と、発言し続けている。
国軍が権力を握ったミャンマーでは、政府の弾圧に抗議する市民が政府軍の銃撃で死者が続出し、その数が600人を超得てきている。国際社会は「人道に対する罪を毎日犯している」と非難しているが、ボルソナーロ大統領から言わせれば、そのお程度の死者数は問題ではないということになりそうである。
コロナ禍については「架空の物語」だとする話もネット上では飛び交っているようであるが、各国の公式機関が発表する死者数が全くのでたらめな数値でない限り、世界全体で300万人を超えようとしている死者数は、決して見逃せない数値であることは確かである。
来週掲載予定の「高遠城址公園」と「六道の堤(つつみ)」の桜景色をお楽しみに。