暖かい地方では桜はすっかり散ってしまったことと思うが、標高900mの我が家周辺ではちょうど今が見ごろ。早いところに比べれば1カ月以上遅いのではないかと思うが、この辺りは、平年では月半ば頃が満開のタイミング。温暖化が進む中、今年は特に暖かったために1週間ほど早く、昨日あたりから見頃となっている。
甲斐駒ケ岳を背景に咲く桜並木を見ていたら、子供の頃、5月3日の村祭りの日に満開の桜を見たことを思い出した。60年近い歳月の中で徐々に暖かくなっているため、気づかずに来てしまっているが、温暖化がかなりスピードを増して来ていることは間違いなさそうである。
桜が早く咲くと、ハクモクレンやコブシ、ユキヤナギ等と開花が重なるため、花見が一段と楽しくなってくる。コロナウイルスのニュースで世の中、日に日に暗くなって来ている中、そんな自然の景観を見て心を癒せる私は幸せである。
今回は2回シリーズで花特集を掲載させて頂くので、ゆくりとご覧頂いて心を癒して頂ければ幸いである。