日々続くコロナ禍の中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
フランスを始めスペイン、イギリス、イタリア、ドイツといったヨーロッパの主要国、それに米国は、感染者数も死者数も我が国とは2桁違いの勢いで第2波に突入。
フランス、イギリス、ドイツでは再び不要不急の外出が禁止され、バーやレストランの営業停止令が発令される厳しい状況に陥っている。
それに比べれば我が国は穏やかなものである。とはいっても、混んだ電車での通勤やマスクを着用してのお仕事は心を暗くしてしまう。しかし、それは避けては通れそうもないのだから、安全で有効なワクチンや治療薬が世に出るまで、受け入れるしかない。
そんな日々を送る中、気持ちを安らかにしてくれるのは、何といっても自然の中に身を置くことである。しかし、私と違って都会暮らしの皆さんには、それはなかなか簡単にできることではないに違いない。そんな読者の皆さに、少しでも心の安らぎに役立ってもらえればと思い、ピークを迎えようとしている八ヶ岳山麓一帯の紅葉の写真を掲載させて頂くことにした。
紅葉に限らず風景写真はその時期だけでなく、天気を選ばねばならない。特に色彩豊かな紅葉となると強い太陽光が欠かせない。また、撮影の時間帯も選ばねばならない。西側にカメラを迎える時には午前中、東側に狙いをつける時には午後、眼下を流れる川沿いの光景は真昼時。
そのため、幾つかの場所を撮影しようと思ったら、何度か足を運ばねば気に入った写真は撮れない。となると、HPも休ませてもらわねばならなくなってくる。今日はこの1週間数日掛けて撮影した、八ヶ岳山麓一帯の色鮮やかな紅葉景色を掲載させて頂いたので、ご覧になって頂きたい。
来週には、長野県北部の高山村の松川渓谷の光景を掲載させて頂く予定である。早朝に出発して夕方までかけての1日がかりの撮影となったが、そこで目にした紅葉景色は、今までに目にした中で最高の景色であった。来週をお楽しみに!
来週と言えば、明日からはセサル・ラトーレ氏の点描画展が始まる。紅葉の盛りを目にして、数百万個の点で描いた世界トップスラスの点描画をご覧になられたら、積もった憂さは一気に晴れるのではないだろうか。営業日が少なくなっていますので、早めに予約されてご来館下さい。
なお「ペルー民族音楽演奏会」は席数を半分に減らしている都合で、3回の全ての演奏会が満席となっています。