桜も散って新緑の候、しかし、散った桜は「ソメイヨシノ」で今我が家周辺は「八重桜」が満開。厚みのある花弁は白色系から濃いピンクまで多種多様。満開と言えば、ツツジもボタンもちょうど今が見ごろ。暗くなりがちな心を明るくしてくれる。
一方、モミジやカエデは花は咲かないが、葉が色づき始めてなかなかきれい。その色は赤もあれば、緑や黄色系もあり様々で、我が家の緑の葉を茂らす樹齢100年の大木のモミジを見慣れている私には、今回、
初めて目にした高さが2m足らずの、黄色系の低木のモミジは、まるで種が違うように見えた(最下段の写真)。
そんな花や樹木を眺めながらカメラを手に、八ヶ岳山麓を散策出来る私は幸せである。都会に住んでおられる皆さんは、家の中に閉じ込められて、さぞかし気がめいっておられるのではないかと心配である。また、経済活動の停止によって生じた売り上げ減や内定取り消し、派遣切り等で、厳しい状況に遭遇しておられる方々のことを考えると胸が痛む。
しかし、暗くなっても得るものは何もない。今回の危機的状況を乗り切るには、全ての面で考え方を変えるしかなさそうである。
そして、「苦しみ」や「悲しみ」を学びのために与えられた良き教師として生き抜くことではなかろうか。大事なことは明るく楽しく生きることである。その時、一番の力となってくれるのは笑顔である。「笑う門には福来る」だ。
笑顔の皆さんとまた、徳乃蔵でお会いできるのを楽しみにしています。お元気で過ごし下さい。