グアテマラと中国に出現した陥没穴
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首都グアテマラシティーの交差点の真ん中に開いた巨大な陥落穴
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先のHPで紹介したように、グアテマラではパカヤ火山が噴火し、その後に熱帯性暴風雨が襲来して各地で洪水や土砂崩れなどの被害が相次いでいる。噴火から3日後の5月
30日、そんな災難続きのグアテマラの首都で、市街地の真ん中に突如ぽっかりと大穴が開き、交差点とビル数棟が飲みこまれるという災害が発生。直径にして20メートル、深さ60メートルもある巨大な穴の出現に、市民は大きなショックを受けている。
陥没穴の出現は、グアテマラだけではなかったようで、中国新華社の報道によると、4月に四川省宜賓市で突然、20数個の地穴が現れ
、それ以来、江西省、浙江省、広東省、福建省、広西自治区などの各地で、突然地面に大きな穴が開く現象が相次ぎ報告されている。
これらの地穴は現在でも増え続け、宜賓市の場合、現在80数個も現れたと地方メディアが報道している。グアテマラでの巨大穴のこともあり、それとの関連性について多くの議論や地震の噂が民衆の間に広まっており、パニックをもたらしているようである。
新華社通信は、中国地質大学の地質専門家の話を引用して、地下水や鉱山採掘などの人的な工程活動により現れた土地陥没であり、地震との関係を否定している
が、陥没穴の発生箇所が中国各地の広大なエリアに広がっていることと、鉱山採掘や地下水とは関係のなさそうな農地や道路上で発生していることが住民の不安を募らせているようである。
また、インドのニコバー諸島とインドネシアのスマトラ島の間で、13日に発生したマグニチュード7・7の地震や、16日にインドネシア東部のニューギニア島北海岸で発生したマグニチュード7.0と6.4の相次ぐ地震の発生も、陥落穴の出現が地震の発生に関係しているのではないかという不安を増幅させているようである。
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6月4日、江西省南昌市内で、路面が突然崩れ、走行中の車が落ちたまま(大紀元資料室) |
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四川省成都市近郊の田んぼに突然現れた穴。口径の直径は約1.7メートルだが、
内部の最大直径は約2.2メートル、深さは1.5メートルだという(ネット写真) |
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6月4日、浙江省の黄衢市南の高速道路に突然現れた
直径8メートル、
深さ10メートルの陥落穴(大紀元資料室)
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5月27日に、四川省大邑県の田んぼに突然現れた穴。それほど大きくないが、大量の水を飲み込み、しかも、水が短時間に消えるという不思議な現象が起きている(ネット写真) |
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