チリの大地震につづく
欧州の大暴風雨:沖縄・中国の地震
|
|
|
|
チリ大地震
|
|
チリでM8・8の大地震が発生した前後、多くの読者は気づかずにおられることと思うが、沖縄で6・9の地震が発生、また、ヨーロッパでは大西洋岸から内陸部にかけて広大なエリアで、大暴風雨に襲われている。
拙著『祈りの島
沖縄・久高島』でご紹介した沖縄の「祈りの人」、比嘉良丸氏が旧暦の1月15日(新暦2月28日)から、旧暦の2月15日(新暦3月16日)までに大きな地震の発生の啓示を受け、昨年の暮れあたりからご自分のHPで被害を押さえるための祈りの呼びかけをしていた。
まさにその中で起きたのが、チリと沖縄の地震であった。沖縄の地震はほとんどニュースで伝えられていないが、沖縄県民にとっては大変な衝撃であったようで、沖縄新報では「
震度6・9、99年ぶりの大地震」として大きく取り上げている。
また、またほとんど同時刻に中国四川省の成都市もM4・2度の地震が発生している。
沖縄の知人に様子をお聞きしたところ、沖縄では震度が4以上の地震はほとんどの方が体験したことがないために、南部の深度5はまさに大地震に感じられたようである。問題は深度の大小より、1911年以来の99年ぶりの地震であることの方が重要である、地震の巣といわれれるエリアだけでなく、めったに揺れることのない沖縄近海辺りまで、いよいよ揺れ始めたことに注目する必要がある。
因みに、比嘉氏が幻視させられている地震のエリアは、沖縄にとどまらず、関東周辺にまで及んでおり、その惨状は目を覆うほどに凄まじいものであるようだ。だからこそ、体調がすぐれない中、寝食を忘れて祈りの日々を続けているわけである。
もしも、こうした「祈り人」の必死の努力がなかったら、今回の沖縄の地震は南海地震へとつながり、更には東南海、東海地震へと進むことになっていたかもしれない。朝から晩まで、テレビにかじりつき、オリンピック競技に夢中になっている人を見ていると、幸せな方だとつくづく思うこの頃である。
NHKテレビが最近、東海、東南海、および南海地震の可能性が高まってきていることを、NHK特集などで放映するようになってきているが、その裏には公表しかねるデーターの裏付けがあるはずで、私がHP「近づく東海地震」で書いているように、東京から沖縄にかけての巨大地震は、いつ発生してもおかしくない状況にあることは確かである。
一方、ヨーロッパでは寒波と大雪のあと、今度は大西洋で発生した暴風雨が2月28日、欧州西部を直撃しフランス西部を中心に50人以上が死亡、約60人が負傷、十数人が行方不明になっている。特にフランス西部のバンデ県では高波による洪水が発生し、45人が死亡。また、100万世帯以上が停電し、フィヨン首相は「国家的大惨事だ」と語っている。
パリのエッフェル塔では一時、時速175キロの強風を記録、パリ市内ではオートバイがなぎ倒されたり、ゴミが飛散するなどし、シャルル・ドゴール空港ではダイヤが大混乱し、少なくとも100便が運休した。
これだけ異常気象と自然災害が続発していることを考えると、何か地球を取り囲む環境に大きな異変が起きているのではないかと考えざるを得なくなってくる。その要因として考えられるのが、太陽活動の変動である。次回は、その辺の様子を掲載することにする。
もはや、オリンピックなどにうつつを抜かし、1日中テレビに向かって夢中になっている時ではないことに、1日も早く気づかないと、取り返しがつかない
事態に遭遇することになるかもしれない。
|
|
|
|
2月28日、フランス南西部ラロシェルで、暴風雨の被害を受けたヨットを見る住民
(ロイター=共同)
|
|