第二のウォーターゲート事件となるか
 

 


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今度は南米で異常気象
シリアでサリンガス使われる
米軍、シリアに巡航ミサイル発射
シリア空爆は世界を混乱へ
頻度を増す一方のテロ
実りなき米ソ外相会議
危険度を増す一方の世界情勢
トルコ真っ二つ
西之島再び噴火始まる
混乱にまた一歩近づく世界情勢
イスラエルのラビが残した警告
狂気の殺傷事件と死者数を増す自然災害
福島の山火事
北アメリカと北欧の異常気象
北朝鮮・弾道ミサイル発射
北朝鮮と金正恩の実体 @
北朝鮮と金正恩の実体 A
第二のウォーターゲート事件となるか
トランプ大統領外遊の成果は?
ロシアとスリランカの記録的な災害
中国・急増する高齢者の自殺
米国・パリ協定から脱退
止まらないヨーロッパのテロ
キャッシュレス化が進む世界 @
キャッシュレス化が進む世界 A
またロシアで反政府デモ
国家衰退に向かう英国と米国
IS最高指導者バグダディ死亡説
災難続きのヨーロッパで、テロと山火事
米軍機またもやシリア軍機を撃墜
ポルトガルの森林火災さらに拡大
シリア難民の悲惨な実体

次々と物議をかもすトランプ大統領

 
 

 
 


今回の一連の事件は1940年代の「ウォータゲート事件」の再来と
言われている「ロシア・ゲート事件」となるか、世界の注目が集まっている。

 
 

北朝鮮の「首領様」の記事に時間を費やしている間に、一方の米国の「首領様」もまた次々と物議をかもし、一部の人間から「弾劾(だんがい)」を求める声も上がる状況になって来ている。 最近のトランプ政権に関わる状況を出来るだけ簡単に、分かりやすくまとめたので、しっかり読んでおいて頂きたい。

徳乃蔵への来館者も多くなって来ており、HPの作製の時間が制限されてきているだけに、こう次々と新たな記事の執筆が続くと、身体が二つ欲しくなってくる。 少なくとも人並みの睡眠時間と食事は摂りたいものだ。

ここ数日、次々と米国はホワイトハウスを揺るがしている問題を簡単に整理すると、以下の通りでとなる。
@ FBI(連邦捜査局)のコミー長官を解任した件。
A ロシアのラブロフ外相と会談した際に、同盟国から渡されたIS(イスラム国)に関する高度の
  機密情報が伝えられたとされる件。

@のコミー長官の解任劇が問題となっているのは、解任の裏に、先の大統領選挙にロシアが関与していた疑惑で、国家安全保障問題の担当者であったフリン補佐官に対するFBIの調査が進められているが、その捜査を止めさせる狙いがあったのではないかと、されているからである。

解任されたコミー長官が、大統領から捜査中止を求められた際のメモを残しており、それがマスコミに漏れたことから、三権分立を脅かす重大事だと問題となっているというわけである。

 

 


解任されたFBI(連邦捜査局)のコミー前長官

 


新しく設置される調査機関の代表モラー氏

 

Aについては、ロシアに漏らされたとする機密情報が、ISによる旅客機爆破のテロ情報であり、その情報源がイスラエルからのものであったことが明らかとなったことから、マスコミが一斉に取り上げるところとなったというわけである。

当初、Aのロシアへの情報提供に関しては、その情報源については明らかにされなかったが、マッケイン上院議員が真っ先に強く反発したことから、私はこれはイスラエルが絡んでいるなと思っていたところ、間もなくして、案の定、情報がイスラエルの諜報機関からもたらされたものであることが明らかとなった。 

その瞬間、私はこれは裏にロシアと米国との関係を悪化させようとしている組織が絡んでいるなと理解するところとなった。 となると、この問題は簡単には解決しないぞと思ったが、まさに想像通りの方向に進んでいる。 要は、@もAもトランプ政権がロシアのプーチン政権と仲良くやっていくことを、こころよく思わない連中が仕掛けた罠に、政治的に無知なトランプ大統領が見事にはまってしまったというわけである。 シリアへの突然のミサイル攻撃も同じである。

問題は、ここに来て米国司法省が第3弾となる致命的な爆弾を発射したことである。 昨夜(日本時間今朝)の米国ABCはトップニュースで、先の大統領選挙に、ロシア政府が関与していたかどうかを徹底的に調査するために、改めて独立した調査機関を設置し、そのトップにFRBの元長官であったモラー氏を任命することを、伝えていた。

同時に、司法省のトップである司法長官は記者会見で、米国国民が捜査の結果を全面的に信頼するものとなるよう、この件に関しては自分は調査から外れるとの声明を発表している。 ホワイトハウスはまさに不意を突かれたかっこうとなった。

 
 

 
 

マッケイ上院議員。この男がテレビの画面に登場したらユダヤ系組織が裏で動いていると思ったらいい。

 
 

トランプ大統領は次々と物議をかもして来たものの、これまでのところ何とか対処してきた。 しかし、今回のコミー長官の解任劇とロシアへの情報漏洩のスキャンダルに関した問題は、容易に乗り切ることは出来そうもなさそうである。 マスコミが一斉に1970年代のニクソン大統領の辞任劇につながった「ウッォーター・ゲート事件」を念頭に、今回の一連の事件を「ロシア・ゲート事件」として、トランプ大統領の弾劾裁判につながる可能性ありとしているのはそのためである。

読者におかれては、今回の一連の問題発生の裏には、米国の中枢部でユダヤ財閥の意向のままに動いている勢力と、それを良しとしない勢力の血みどろの戦いがあることを頭に入れておかれるのがよろしいかと思われる。 IS(イスラム国)設立の裏にイスラエルの諜報機関があり、その手先となっている人物の一人がマッケイ上院議員であることを忘れないことである。

今朝のロシアテレビは、プーチン大統領の記者会見の様子を伝えている。

「我々は今米国で問題になっている情報漏洩に関しては、何の情報も受け取っていない。 必要なら、会談の内容を公開する用意がある」

「昨今の米国の状況を見ていると、まるで精神的な病におかされているようで、症状が益々ひどくなっているように思える」

「全ての罪をロシアに負わせるのは、米国エリート層の内部に激しい争いがあることの表れである。 こうした争いが始まりだした当初はこっけいに思えたが、今は悲しい気持ちになっている」

名僧プーチンにかかっては覇権国家・米国も、まさに形無しである。

 
 

 
 


ラブロフ外相とトランプ大統領との会談内容を公表する用意があると語るプーチン大統領

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 
     
     
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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