10日ほど前から火山の活動が活発になっていて気になっていた火山があった。 それはフィリピンのルソン島にあるマヨン火山である。 今朝のフィリピンABSテレビは、フィリピンの火山地震研究所が、数日以内に大規模な噴火が起きる可能性があるとして、5段階ある警戒レベルのうち上から2段目の4に引き上げられたことを伝えていた。
すでに噴煙の高さは10キロメートルに達しており、火砕流も発生しその温度は1000℃に達しているようである。 そのため付近の村の一部は噴煙に覆われ、前が見えない状態になっており、村人の必死の避難が始まっている。 マヨン山は近年噴火活動を繰り返してきており、2013年の噴火では5人が死亡するなど、次第に活発化して来ているだけに、大規模噴火にならないか心配されている火山の一つである。