セサル・ラトーレ氏の音楽会無事終了しました。 江戸時代中期の蔵造りの一室で聴く、ペルーのトップクラスの演奏者が奏でるアンデス音楽の数々、参加された皆様には心を癒して頂くことが出来たようで嬉しく思っております。 遠方から足を運んで頂いた参加者の皆様には、厚く御礼申し上げます。 なお、月末のクリスタルボウル音楽会は満席となりましたのでご報告しておきます。
先日、貯水槽や滝の水量低下の調査のため富士宮市を訪問したあと、富士山麓にある「富士花鳥園」を訪ねた。 そこでは広大な建物の中に季節ごとの草花
が展示されており、花好きの人には楽園である。また屋外には水鳥やコイなどが棲む池や美しい花畑もある。 先ずは、屋外の咲き誇るクリンソウを見学した後、タカやハヤブサな
どの猛禽類が、来客者の前で飛行するショーを見学。
おいしい餌で手なずけられた猛禽類は林の外に飛び出たず、飼育係の指示に従って見学者の身近を飛行して
楽しませていた。 短い時間の飛行なので、撮影は結構難しかったが何枚か撮影出来たので、普段滅多に見ることの出来ない猛禽類の飛揚の姿を見て頂くことにする。
撮影したタカやハヤブサ、フクロウはいずれも海外に生息するもので、日本では見ることの出来ない種である。 タカは日本産のそれとよく似ているが、ハヤブサは羽根の色合いがだいぶ異なる。 なお、写真@のアオサギは静岡県水産試験場・富士養鱒所の水槽近くで撮影したものである。
花園の近くを歩くコクチョウ(黒鳥)とマガモ(真鴨)の写真も添付したが、コクチョウはオーストラリアに生息し一度決めた相手と一生を過ごす水鳥で、主に水面の藻や水草を食べて暮らしている。一方、マガモ
は日本各地に生息し、人になれやすい鳥である。 雄は繁殖期になると頭が綺麗な緑色に変色し、雌を引きつける。
色鮮やかに咲き誇るクリンソウをバックにしたコクチョウの姿は、なかなか他では見られない風景である。 こうして花や鳥たちを撮影していると
、久しぶりに自然に戻ったようで、気持ちが和み、心が安らいでくる。 暗く厳しいニュースが続く毎日
であるが、今週は「富士花鳥園」を3回シリーズで掲載させて頂く予定なので、読者におかれては鳥と草花の写真をゆっくりご覧頂いて、少しでも心を癒して頂
けたらと思っている。