昨日は八ヶ岳南麓一帯、平地の積雪は3〜4センチだったので交通には支障なかった。一方、2000mを越す周囲の山々は積雪で一段と白さを増し、今朝は、紺碧の空を背景に見事なまでに光り輝いて見えた。都会に住んでおられる人にとっては、こうした景観は憧れだと思うが、地元の人間にとっても心が洗われる風景であることには変わりはない。
多くの皆さんが寒さを恐れて冬場の来訪を避けておられるようだが、山々の景観はやはりこのシーズンが最高である。目の前に迫った甲斐駒ヶ岳の姿は、徳乃蔵の駐車場から眺めが最高だ。数キロ東西にずれたただけで形が崩れ、左右にバランスがとれた美しい姿は見られなくなってしまう。
私の2階の書斎の窓からはその素晴らしい眺めが目の前に広がり、目を東に転じると霊峰富士が浮かぶ。
チロにせがまれて、ご飯をあげようと隣の部屋に行くと、八ヶ岳連峰が目に飛び込んでくる。こんな自然の恵みがあるからこそこれまでたくさんの原稿を書き上げ、HPを書き続けて来られたのだ。
天気予報を見ると、週末にかけて快晴が続くようなので、お時間が取れる方はお出かけ頂いたらいかがだろうか。今朝、部屋の窓から撮影した富士山、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳の写真を掲載したので、ご覧頂き心を癒して頂ければ幸いである。