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徳乃蔵の庭に咲く花

 
 

 
 


シャーマンアイリスやツツジが咲き、徳乃蔵の前庭も賑やかになってきた  (クリックで拡大)

 
 

5月も半ばだというのに、夏のような暑い日が続くかと思うと、1週間ほど前には霜が降り薄氷が張った。5月初旬の段階で既に台風7号が発生していることを考えただけでも、気象状況が異常になっていることが分かる。草花たちもさぞかし驚きながら芽を吹き、花を咲かせていることだろう。

徳乃蔵の庭ではピンク色のシャクナゲの花が咲き、ボタンやスズラン、ハナショウブなどが目を楽しませてくれている。樹齢200年を越すカエデの木は爽やかな緑の葉を風になびかせ、同じ種のモミジは葉を赤く染めている。秋でもないのになぜ紅葉するのか? 紅葉ではなく葉の色が朱色に変化するのだ。

秋の紅葉時の葉は落葉する直前であるためカサカサしているが、春の色づいた葉は柔らかくてみずみずしい。「モミジ、秋は遠目に眺めるがよい、春は近くで見るがよし」と昔から言われているように、春モミジは秋の紅葉と違ってみずみずしく、太陽光に当たった葉を下から見上げると、赤く染まった葉が透き通って見える。 新緑の木々に囲まれたその姿は一段と艶やかである。

 

米国の列車事故の顛末記

 

話は変わるが、先日HP「米国・列車転覆事故」で転覆の原因は、「車両トラブルというより、運転手の精神的トラブルの可能性がある」と記した。早速、それを裏付ける報道が伝えられた。運転手の弁護士はマスコミの取材に「本人は事故当時の記憶はないと話している」と語った。

事故によって記憶が消えたと考えるかもしれないが、それは違っているようだ。なぜなら、事故直前、最高速度を遙かに超しているにも関わらず更にスピードを上げていたことが明らかとなっているからである。運転手は事故発生前から精神に異常を来していたのである。

また同じHPに、「米国ではこれから、自然災害がその規模と頻度を増してくる一方で、今回のような列車事故や航空機の大規模な事故が数多く発生してくることだろう」と記した。記憶しておられるだろうか?

早速、それを裏付けるニュースが伝えられた。 読者はご存じないかもしれないが、列車事故の2日後の14日、ピッツバーグで10両編成の貨物列車が、またサウスカロライナでも同様な貨物列車が大規模な脱線転覆事故を起こしている。 広い米国のことだから、転覆事故もあるだろうなどと考えないでおいて頂きたい。 みな意味があって起きているのだから。

 



 


エンジュの葉とつぼみ
 

シャクナゲ @

A

 



 


カエデ
 

春モミジ

フジ

 



 

 


オダマキ
 

ケンマソウ

 



 


スズラン
 

ボタン @

A

 



 


ジャーマン・アイリス
 

白ツツジ

 

追記

5月19日(火)は徳乃蔵の臨時休館日となり、18〜19日は連休となりますので、ご注意下さい

 

 

 

 

 




 

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