6月も終わり早くも2017年も後半に入ることになった。 なんとも最近の年月のたつことの早いこと、早いこと。 あっという間の半年であり、1年である。 読者もこの歳月の流れの速さは感じていることと思うが、これは決して歳を召したからではない。 小学生など小さ
な子供たちでも同じことを感じている現象なのだ。
これは、地球の回転速度が加速しているという物理的現象というより、
宇宙から注がれるエネルギーの増加によって、地球という巨大な生命体のバイブレーションが一段と高いものへと変化して来ているために
、 私たちが超感覚的に感じている現象ではないかと思われる。
バイブレーションの変化は地球に身ぶるいを発生させ、異常気象や地震、火山噴火となって異変を起こし始めているが、時の経過の早さは、私たち自身が目に見えない形で身震いを感じているためではないだろうか。 バイブレーションの変化はまず心で感じ、心から発するものであるからだ。
それと同じような現象として起きているのが、かねてから申し上げている「心の素」
の発現である。 2分化現象は人の心だけでなく、組織や民族、国家などすべての分野において2分化現象を起こし、争いの元となる。 読者におかれては、身の回りにおいてそうした変化が次第に顕著になって来ていることを頭に入れておかれて、日々の生活を送られるようにして頂きたいものである。
友人や近親者などとの意見の違いはあまり深入りせず、自分とは違う考え方の人がいることを受け入れて、論争や言い争いは出来るだけ避けるように努められたらいかがだろうか。 考え方の違いは、これから先さらに進むことはあっても、その逆は期待出来ないからである。
高次元へ向かいつつあるものの、我々の住む地球はまだ3次元世界の要素を色濃く残しており、「憎しみ」や「苦しみ」、「悲しみ」の集積した世界で
あり続けている。 我々はそうした世界で生きることによって、高次元世界では学べない多くのことを学び、魂の進化を成し遂げ
て来たわけであるが、今、地球は3次元世界から高次元世界へと進もうとしている時だけに、学びのための憎しみや苦しみ、悲しみが一段と増
して来ているようである。
そうした環境下で最後の学びを成し遂げ、すべてのカルマを解き終えて 明るく喜びに満ちた新しい世界へと移行できるよう頑張りたいものである。
こうしたこと考えていると、渡辺大起さんが残された「宇宙船、天空に満ちる日」(徳間書店刊)のメッセージが改めて思い出される。
苦難の時代は過ぎ去ろうとしています。 自らの魂の奥に輝く、清らかな美しい流れに、一刻も早く気付いて下さい。 それは、今は覆い隠されているように見えるが、もう魂の奥では、アルスの人としての魂に変化しているのです。 あとは、そのことをこの肉体で気づくだけです。