今度は南フランスで発生
森林火災が相次ぐ南ヨーロッパ、 今度は南フランス一帯で次々と大規模な森林火災が発生している。 フランスのF2テレビは、リべロン地方の自然公園では650ヘクタールが焼失し、「木々が焼け焦げ、まるで月面のような光景が広がっている」と
、その惨状を伝えている。
またコルシカ島ではすでに900ヘクタールが焼失、民家に迫っているようである。
これで、ポルトガルからスペイン、イタリア、クロアチア、フランスと5ヶ国にわたって発生しており、広大な森林が消失していることになる。 これに米国のここ数年の焼失面積を
加えると、膨大な面積が焼失したことになる。 もはや尋常ではない。
ニュージーランドでは大洪水
一方、ニュージーランドでは大雨による洪水が発生。 南島のクライストチャーチ周辺では年間の平均降水量620ミリの3分の1に当たる
220ミリを超える雨によって、広範囲に町が水につかっている。 南島の東海岸一帯はもともと雨量が少ないエリアだけに、200ミリを超す雨量は、大きな水害をもたらすことになったようで、600ミリを超した秋田県や新潟県の洪水となんら変わらない風景が広がっている
ポロハウ長老がウォータークロックの到来を告げて下さったのが、今から6年前の2011年1月。 クライストチャーチが地震に見舞われ、日本人を含む多くの方が亡くなられたのは同じ年の2月。、私が帰国してから数週間後のことであった。 そしてそのあとしばらくして起きたのが、東北大地震。 今回の秋田と新潟の洪水は、ほぼ時を同じくしてクライストチャーチで起きたことになる。
日本とニュージーランドとは、何らかの縁とつながりがあるのではと思いたくなるが、これから先、我が国が次々と噴火に見舞われることになる前兆として、ニュージーランド北島のある火山が噴火することになるようである。 いつかそんな記事を書くことになりそうだが、その時はそう遠くないかもしれない。 そんな気がする今日この頃である。
追記
南フランの森林火災は26日の段階でも鎮火しておらず、バール県やコルシカ島では被害は住宅地にも及んでおり、
12000人が避難する事態となっている。 焼失した森林の面積はコルシカ島を含む南フランス一帯では10,000ヘクタールに達しようとしている。
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コルシカ島の住宅街に迫る火災 (上下)
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バール県では住宅が焼失
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我が家に戻った住民はその惨状に茫然自失
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