この1週間の内に米国やフランスなど欧州各国、さらにはロシア、メキシコと次々と発生している記録的な自然災害や熱波、今度はインドである。
昨日のオーストラリアのテレビ局は
、6月まで猛暑と水不足に見舞われていたインドでは、モンスーンの時期に入り一転して大雨が降り続き、各地で洪水が発生したことを伝えていた。
中でも被害の大きかったのはインド最大の都市・ムンバイとその周辺地区で、降水量はここ10年で最高となっており、死者の数が100人を超していて、被害者の数はさらに多くなりそうである。街の道路は水に覆われ学校や企業は閉鎖、鉄道も運休となり何百万人もの通勤客に影響が出ているようである。
またムンバイの近郊でインドで最も貧困の地区と言われている地域では、住居が脆弱な造りのため強風を伴った大雨で民家が軒並み倒壊。
被害にあった建物はとても復旧できる状況ではなく、悲惨な状況と化している。
こうした地域の人たちはこれから先、どうやって生活していくのだろうかと心配になってくる。
これだけの被害が出ているのに雨量はまだ300ミリ程度。今朝のNHKニュースを見ると、鹿児島県のここ4日間の雨量は800ミリから1000ミリに達しているところもあるというのに、まだムンバイほどの被害には至っていないのは幸いである。
これから先、気候変動が本格化して来ることが予想されているだけに、防水対策が十分に出来ていない発展途上国の皆さんは大変である。
それにしても、これだけ異常気象・カオスの掲載が続くと、私のHPは気候変動ニュースの専用掲示板と化してしまいそうである
。 掲載する写真の字幕消し作業で疲労困憊し、私自身がカオス状態となってしまいそうだ
(^-^) 。