米国で史上最悪の銃乱射事件
 

 


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米国で史上最悪の銃乱射事件
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カルマの刈り取り一段と進む

 
 

 
 


昨年11月のフランス・パリの同時多発テロ事件に次ぐ大規模銃乱射事件で、病院に
配送される被害者。  世界各国のテレビはその惨劇をトップニュースで伝えている。 

 
 

米国でとうとう恐ていた事態が発生した。 IS(イスラム国)に影響を受けた人物による銃乱射によるテロ事件である。 事件は12日未明、米国南部・フロリダ州オークランドのナイトクラブで発生、50人が死亡、5 3人が負傷。 銃乱射事件としては米国史上最悪の事件で、その凄惨な現場はまさにホラー映画を見ているようで、全米が震えるほどの事態となっている。

犯人はニューヨーク生まれの29歳の男性、オマル・マティーン、両親はアフガニスタン出身。 既に、3年ほど前からFBIからIS(イスラム国)に影響を受けているのでないかとしてマークされていた人物で、事件直前に日本の110番に当たる911番(緊急電話番号)に電話をかけ、IS(イスラム国)への忠誠の誓いを伝えていた。

今月6日からイスラム世界では1ヶ月に及ぶ「ラマダン月(断食月)」に入っており、IS(イスラム国)は5月下旬に声明を出し、ラマダン期間中に欧米でジハード(聖戦)の実行を呼びかけていた。 まさにそれが実行されたわけで、IS系のメディア「アマク通信」は12日、今回の事件を「IS戦闘員が実行した」と報じている。

 
 

 
 


米国史上最悪の銃乱射事件を受けて、沈痛な表情で記者会見するオバマ大統領。
8年間の在任中に一体どれだけ、同じような記者会見を繰り返して来たことか。(イギリスBBC)

 
 

事件発生を受けてオバマ大統領は「今回の事件はテロ行為であり、憎しみに基づく行為である」として、こうした事件は、学校や信仰の場、映画館などで、就任以来数え切れにないほど起きており、銃規制が一向に進まないことに対する苛立ちを込めて、なんともなげ悲しいことであると語っている。 

しかし、IS(イスラム国)の誕生にイスラエルと共に米英の一部が絡んでいたことを考えれば、今回の事件はまさに「因果は巡り、やがて我が身に戻る」現象の一つということになりそうである。 3次元で積んだカルマは、3次元で刈り取ることになる。 それゆえ、「時の流れ」が異常に早くなって来ている今、「因果応報」に基づくカルマの刈り取りが急速に進められているのだ。

同じフロリダ州のオークランドでは、2日前の10日、人気急上昇中の女性歌手・クリスチーナ・グリミーさんが銃で殺害されたばかりである。 これから先、米国においてはこうした銃によるテロや殺傷事件は、ますますその数と規模を増すことになりそうである。 これもみな、米国は米国なりのカルマの刈り取り時に遭遇しているからに他ならない。

カルマの刈り取りはなにも米国や米国人に限ったことではない。 希望の星「アルス」誕生を前に、全ての国が、民族が、組織が、個人がカルマの刈り取りに入っていることは、既に記してきた通りである。 社会的動乱、経済の崩壊、自然災害、全てが日に日に厳しさを増してきている今、我々もまた厳しいカルマとの遭遇には、十分覚悟しておきたいものである。

 




 

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