中国共産党政権の行方
 

 


ホーム
上へ
インドの街に400万頭の「野良牛」出現
相変わらず続く米国の事故と災害
量的緩和がもたらしたもの
月とすっぽん・天と地
解決が遠のく難民問題
中国で若者の仏教徒急増
前例のない異常な地震
エクアドルでも大地震発生
流れ続ける暗いニュース
地中海ルートで難民500人死亡か
続く世界の異常気象
裏で動き始めた世界情勢
世界同時多発地震
世界同時多発火山
世界同時多発干ばつ
悪化する中東情勢
カナダで大規模山火事発生
地底世界からの情報伝達が始まった!
悪化し続ける世界情勢
止むことなき異常気象と自然災害
ロシア、ミサイル配備に反発
米大統領、和解の旅
マイクロソフト社への批判高まる
米国南部を襲った超巨大竜巻
中国共産党政権の行方
気になる欧州の政治情勢と気候変動
フランスとドイツの洪水のその後
自然災害は人類への警告
要警戒・中国とロシア
地球を覆う自然災害
米国で史上最悪の銃乱射事件
密かに進むヨーロッパの混乱
セサルラトーレ点描画展と音楽会の案内
米を襲う熱波と山火事
世界が注視する英国・国民投票の行方
英国国民投票・離脱派勝利
増加する一方の中国と米国の自然災害
EUを巡る世界情勢

習近平政権に暗雲

 
 

 
 


権力者による国家の私物化によって滅びた秦の始皇帝王朝と同じ運命が、
習近平共産党政権にも待ち受けているようだ。 (大紀元時報日本より)

 
 

いよいよ今日から6月、時の流れの早さには驚かされる。 一見したところ、世の中さほど大きな動きもなく平穏に過ぎているように見えるが、決してそんな甘い 状況ではない。 お伝えしてきたように、中東情勢は一向に安定する様子は見えず、イラクやシリアでは毎日のように内戦やIS(イスラム国)によるテロで多くの犠牲者が出ている。 

IS(イスラム国)による連続テロで100名近い死者が出たイラクでは、数日前からISに占領されていた重要な都市・ファルージャの奪回に向けて政府軍の攻撃が始まっている。 しかし、ファルージャには5万人の市民が取り残されており、ISは彼らを「人間の盾」としているため、政府軍の攻撃で多数の死者が出るのではないかと案じられている。

一方、中東や北アフリカでは、ヨーロッパに逃れようとする避難民たちが 、トルコからギリシャ経由の「バルカンルート」が閉鎖されたため、リビアからイタリアを目指す「地中海ルート」を利用するケースが急増 。 その結果、この1ヶ月だけで既に700人を越す犠牲者が出ている。

こうした中東情勢とは別に「常軌を逸した中国政府と中国人」「米大統領和解の旅」で記したように、南シナ海に浮かぶ島々を巡る領有権問題と中国政府による軍事基地化を巡って、フィリピンやインドネシアとの間 の葛藤が深刻化。 両国に米国と日本が加わった同盟国と中国との間の戦闘準備が着々と進められている。

現在、中国社会は習近平体制の下、順調に推移しているかのように見える。 しかし、これまで私のHPをしっかり読んでこられた方にはお分かりのように、中国社会は決して平穏な状況下にあるわけではなく、不動産バブルや株価の低迷など先行き不透明な経済情勢、腐敗官僚による横領、手抜き工事による人災や天災、 物価上昇など、いま中国社会は非常に危うい状態にあるのだ。

 

海洋進出は政権安定への布石

 
 

 
 


南シナ海への海洋進出は、習近平政権にとって自らを守る最善の手段

 
 

実は、こうした厳しい状況の中で、習近平主席が今年の初め頃から推し進めて来ていたことがあった。 それは、 自分に権力を集中させ、中国共産党の事実上の生みの親である毛沢東並みの強権を持った存在に押し上げることだ。  そのために、高級官僚から下級官僚までを対象にした汚職摘発を徹底する一方、軍の再編を行い、マスコミには党の代弁者となることを強要、また、政権批判をする弁護士などを次々と逮捕、スマホなどによる一般市民の情報伝達も厳しく管理されて来た。

こうした権力集中の動きに変化が見え始めたのは、習近平の露骨な権力強化に党内から不満の声が出始めた3月の全国人民代表者会議の開始直前に、 習近平主席の辞任を求める公開文書がインターネット上で流れたことであった。 

それに追い打ちをかけたのが、「月とすっぽん・天と地」で伝えたように、パナマ文書の漏洩事件であった。 その後明らかになった情報によると、租税逃れをするためにタックスヘイブン(租税回避地)を利用していた中国の個人や法人数は3万3000人に達し、その数は世界で最も多いことが明らかとなった。

その中に習近平主席はじめ張高麗副首相、劉雲山政治局常務委員の3人の親族が含まれており、巨額の資産を隠していたことが発覚するところとなったというわけだ。 なにしろ 習近平政権の中枢を握る主要幹部7人の内、主席をはじめとする3人の名前が明らかとなったのだから、政権に対する衝撃は甚大であった。

習近平政権を襲った激震の大きさは、その後の情報統制に表れている。 NHKなどが伝えるパナマ文書のニュースが流れるとすぐさま放映は中断され、インターネットでもパナマ文書と入力すると、閲覧禁止が表示される。 そのため、今でも一般市民は「パナマ文書」という言葉すら知らない状況が続いている。

 

南シナ海を巡る戦争、共産党政権の崩壊と消える習近平

 
 

 
 


中国南西部貴州省の山奥の景勝地で発見された割れた石には、
「中国共産党崩壊」を意味する「中国共産党亡」という文字が刻まれていた。

 
 

こうした状況を受けて、習近平主席への権力集中への動きは大きく後退するところとなった。 急遽、柔軟策に転換したのだ。 

その後、国民や江沢民など他派閥の不平・不満が益々大きくなって来ていることを、肌身で感じた習近平主席が不平・不満の爆発に備えて推し進めているのが、南シナ海の海洋進出と島の軍事基地化である。 そこには、我が身に向けられる不平不満の火の手を避けるために、国民の関心を諸外国との闘争に向けさせる狙いが秘められていたのだ。

こうした点を考えると、南シナ海における中国の動きはさらに増すことはあっても、沈静化することはあり得ない。 我が国や米国を巻き込んだ戦争状態に突入する可能性は、益々大きくなって来ることになる。 しかし、そうした延命策は中国共産党や 習近平政権にとってよい結果を生まず、結果的に共産党政権は崩壊し、習近平主席はその地位を追われて命を失うことになるようである。 

実は、先日お会いした、世界情勢の未来を読み取る素晴らしい超能力をお持ちの信頼出来る超能力者は、2019年には中国政界の中に習近平氏の名前は消えていると語っていた。  どうやら中国共産党政権は崩壊し、国家の分裂が起きることになるようだ。 

恐らく、2018年前半までに、市民による暴動発生の兆候が出始め、それを避けるために周近平政権は東南アジアの国々、あるいは日米と戦闘状態に入ろうと決断することになるものと思われる。  しかし、政権の思惑通りに事は運ばず、その結果、国家分裂が起き、幾つかの国家、もしくは州に分かれることになるようである。 

昨年9月に記した「中国の未来」を読み直して頂きたい。 そこには、500年ほど前に断崖から落下して二つに 割れたとされる、長さ3メートル、高さ7メートル、重さ約100トンの巨大な石に、「中国共産党崩壊」を意味する「中國共産党亡」という文字が刻まれていたことが記されている。 どうやらこの石に刻まれた 中国共産党の未来が現実となる時が刻一刻と近づいているようである。

 




 

戻る 上へ 進む