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 イスラエル軍による卑劣な行為

 パレスチナ人の大量殺戮に海外メディアを利用
 
 

 
 


イスラエル軍が海外メディアの事務所があった7階建てのビルを空爆。その目的は
イスラエル軍の攻撃による悲惨な実体が、世界に発信されるのと恐れたからであった。

 
 

既にお伝えしてきているように、イスラエルとパレスチナとの間で行われている戦闘行為は激しさを増す一方で、国際社会から、ガザ地区市民に対する空爆によって主に女性や子供など200人 近い死者を発生させているイスラエル軍に対する非難の声が高まっており、ワシントンやニューヨーク、さらにはロンドンやパリなどで抗議デモが行われている。

今回の戦闘行為において私が心に深くショックを受けた点が3つある。その一つはイスラエル軍によるガザ地区への空爆において、軍がディア(報道機関)を使って卑劣な「大量殺りく作戦」を行ったことである。

一昨日、メディア関係者からイスラエル政府に「陸軍によるガザ地区への侵略は始められたのか?」と質問したところ、軍からはそれを認める返答が来たのでメディはそれを発表。その報道を見たガザ地区の多くの住民や戦闘員が急いで地下トンネルに避難したところ、イスラエル軍はそのトンネルに向けて空爆し、多数の避難民を殺害するところとなったのだ。

ところが、実際にはイスラエルの地上部隊はまだガザ地区には入っていなかったのである。ではなぜイスラエル軍はそんなウソの返答をしたのかというと、それによって戦闘員や多くの住民を地下トンネルに避難させ、そこを空爆して大量殺戮をなそうとした為であったのだ。

なんともはやひどい話で、これはまさに、公平で信頼されているメディアを利用した卑怯な軍事作戦であったというわけである。ネタニヤフという男は自分の地位を守るためなら、こうした行為を平然と行う男なのである。私が彼がテレビに映るたびに吐き気を感じるのはそれ故である。

 
 

 
 


母親と4人の兄弟・姉妹が死亡したが、この生後5か月の乳飲み子だけが崩壊した
ビルのがれきの中から救助されたようである。なんともはや悲惨なことである。

 
 

2点目は、イスラエル空軍が今回狙いを定め崩壊させたビルは7階建てビルで、このビルには世界のマスコミの事務所が置かれていたことであった。

同様なことは既に3回にわたって行われており、イスラエル軍がなぜそのようなことをしたのかというと、ガザ地区にいるメディアによって、自分たちの軍の攻撃で発生している悲惨な状況が世界に向けて発信されることを、止めさせようとしたからであったのだ。

もう一点、私が心を痛めたのは、イスラエル軍によってこうした「人殺し戦略」が実施されているというのに、米国政府はイスラエルに対して今になっても非難声明を発表しておらず、また国連の安全保障理事会が何度も行なわれているものの、その都度、米国による反対によって非難声明の発表が成立していないことである。そのため、軍事作戦の中止を呼び掛ける行為が出来ない状況が続いているのである。

世界の覇権国家を自負する国家とその国民がそのような行動を続けていることは、私がかねてからお伝えして来ているように、米国が国家滅亡に向かうスピードを一段と早めることになりそうである。人を殺した人間の末路が悲惨なものであるのと同様、国家も又同様な末路をたどることは避けられないからである。

しかし、我々も外国のことばかりは言っておれないようである。というのは、我が国の中山泰秀防衛副大臣がツイートで、パレスチナ軍だけを「テロリスト」として非難して、「私たちの心はイスラエルと共にある」とイスラエルを一方的に擁護する投稿をしているからである。 こんな人物が防衛副大臣をしているのだから、なんともはや困ったことである。

 
 

 
 


パリではイスラエル政府に対する大規模な抗議デモが行われている。

 

 

 

 

 

 




 

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