米国の中西部のアイオワ州では7個の竜巻が発生し、この竜巻はさらに西に向かっており隣接するイリノイ州のシカゴ近郊では風速61mのランク3となり、130棟程の住宅が倒壊して少なくとも8人が入院している。この竜巻は東のワシントンやフィラデルフィア、ニューヨークに向かっており、更なる被害の拡大が心配されている。
一方、南東部の一部は暴風雨に見舞われ、ノースカロライナ州では大雨で車の運転が危険にさらされており、ジョージア州のアトランタでは大木が倒れ、女性が車に閉じ込められたがなんとか無事脱出することが出来たようである。
また南部のアラバマ州でも強い竜巻が発生、風速127mの強風で多くの住宅が崩壊、高速道路65号線では18台の車が巻き込まれ、子供9人を含む10人が死亡。さらに竜巻は東部のジョージア州に向かっており被害が拡大しそうである。
米国の自然災害は夏場から秋にかけ、益々その数と被害の大きさを増してくることになりそうである。