戻る 進む

 


ホーム
上へ
アンテナ建設で授業が再開されたサニリアート村
一段と終末的状況が進む中国と米国
EUから離脱後、国家衰退のスピードを増すイギリス
米国でまたもや悲惨な銃殺害事件発生
カリブ海のセントビンセント島で爆発的噴火
米国でまたもや警察官による黒人射殺発生
欧州を襲う異常寒波
ドイツでコロナによる死者の国家追悼式典開催
ジョージ・フロイド氏死亡事件元警察官に有罪判決
医療崩壊に陥ったインド
シベリアや極東地域で異常な暖かさ
米国とイスラエルにすきま風
中国政府機関の合成写真投稿に批判殺到
アフリカと米国を襲う二つの地獄
カルマの刈り取りに入った米国社会
米国のパイプラインへのハッカー攻撃
相次ぐ米国とロシアの人災・天災
イスラエルとパレスチナの戦闘激化
イスラエル軍による卑劣な行為
ガザ地区に比べイスラエルの被害が桁違いに小さい理由
米国の銃による死者と負傷者の恐ろしい数値
悲惨なガザ地区の惨状
活発化する火山活動と太陽フレアーの発生が暗示する地球の近未来
国連、ガザ地区空爆の調査委員会設置へ
米国でUFO目撃情報多発、真相求める動き活発化
米国、再びロシアからサイバー攻撃
中国の爆買いで世界的に食糧価格高騰の危機
中国、人口減少に歯止めがかからず
米国の駐富裕層に対する納税率の低さに驚く
イスラエル、新政権誕生後もパレスチナへの攻撃続く
米国各地で竜巻と暴風雨
HP掲載のペースダウンについてのご案内
米国・フロリダ州で12階建てマンション崩壊
北米とカナダで記録的な酷暑
米国と中国の最新情報
カナダの猛暑、山火事を引き起こす
エジプトとエチオピアのダム建設を巡る

 イスラエル、新政権誕生後も

                       パレスチナへの攻撃続く 
 
 

 
 


イスラエル軍による空爆でガザ地区では炎や煙が上がった。

 
 

 

16日、スイスのジュネーブでバイデン大統領とプーチン大統領の首脳会談が行われた。

先般HPでもお伝えしたようにロシアのハッカー集団による米国東部に設置されたガスのパイプラインや、世界最大の食肉加工会社に対するハッカー攻撃などで「冷戦後最悪」と言われる中での対談となったが、両者とも「対立は望まない」とする姿勢であったことから、さしたる成果は得られなかったが、特にもめることなく終わったようである。

それより、私が注目したのは新政権誕生後のイスラエル政権の動きである。先般、イスラエルにおいて12年間首相の座についていたネタニヤフ首相が退陣し、ベネット首相による新政権が誕生したことはご存じのことと思う。

問題は新政権の構成内容である。ベネット首相率いる新政権は首相が属する極右政党から中道、左派政党、アラブ系政党まで8党が参加する連立政権であるだけに、こうした連立状態がどこまで維持できるかという点である。

中でも私が案じているのは、パレスチナに対する対応がどのようになるかという点である。首相を搬出した極右政党とアラブ系政党はパレスチナ問題に対しては正反対の立場に立っているからである。私は新政権は遠からずして分裂することになるのではないかと思っているが、さて、どうなるであろうか。

そうした不安を抱えた状況下で、早速発生したのがイスラエル軍によるパレスチナ自治区のハマスの軍事拠点への空爆であった。エルサレムの旧市街地で15日、数千人の極右ユダヤ人が集まり、「エルサレムは我々のものだ」「アラブ人に死を」と叫んで行進。この行進に反発したハマスが発火装置を積んだ風船を発射したことに対する攻撃であったようである。

エジプトなどの仲介で先月21日に停戦していたが、今回の空爆によって新たな攻撃合戦が始まるのではないかと心配である。どうやらイスラエルによるパレスチナに対する武力行使は、新政権の誕生後も続くことになりそうなだけに、積み重なる「カルマ」はかの国を遠からずして国家破綻へと導くことになりそうである。

 

 

 

 




 

戻る 上へ 進む