昨日、目の疲労を抑えるためにHPの掲載回数を減らすことを記した直後に、掲載せねばならないニュースが飛び込んできた。なんともはや驚きであったがそれは、フランスのF2ニュースとアメリカABCニュースが伝えた米国では極めて珍しいマンションの崩壊のニュースであった。
昨日深夜、フロリダ州の12階建てのマンションが全壊、F2ニュースは99人が連絡が取れておらず、50人以上が瓦礫の下に埋もれているようだと伝えており、ABCニュースは瓦礫の中から子供2人が救助された映像を伝えていた。
事故の発生時間が深夜の1時半頃であったというから、住民の皆さんの多くは睡眠中で、避難する時間がなかったに違いない。ニュースの映像の中に壁にぶら下がったベットが写されていたが、住民の中には何が起きたのか分からないまま落下し、瓦礫の下に埋もれてしまった方達もおられたに違いない。
マンションは1981年に建造されたもので、建物の屋上で工事が行われていたことが崩壊の原因とみられているようであるが、瓦解の様子を伝える映像を見ていると、私にはとても米国の事故とは思えず中国の惨状を伝えているように思えてならなかった。
近くの住民の方も「雷のような音がして外に飛び出したら、目の前のビルが崩れて消えてしまっていた。こんなひどいことは今まで見たこともない」と語っていたが、確かに米国の事故としては極めて珍しいことは間違いないようである。
この報道を見ている最中、私には、これから先始まる米国社会の崩壊を暗示しているように思えてならなかった。妄想であってくれればよいのだが。