北米とカナダで記録的な酷暑
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米国・オレゴン州の異常な暑さを伝えるアナウンサー。
自分は屋外に出て25分しかたっていないが、心臓がドキドキしていると伝えていた。
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超高温警報がオレゴン州やワシントン州、カリフォルニア州など西部一帯に発令された。
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カナダのリットン市では、27日46.6℃、28日47.9℃、29日49.5℃ |
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米国・フロリダ州の12階建てのマンションが全壊したニュースを、先週の土曜日にお伝えしたが、事故から1週間近く経った今もなお崩壊した瓦礫の片づけは進んでおらず
、多くの住民が行方不明のままである。まさに覇権国家の事故としては前代未聞の事故である。
そうした中、今回お伝えするのはカナダから米国
にかけての西部一帯を襲っている記録的な気候変動のニュースである。米国北西部の太平洋岸一帯ではここ数日、記録的な高温に見舞われており、高温警報が発令されている地域が6州に及び、路上生活者やクーラーのない人々の中に、命の危機に遭遇している人々も出ている。
中でも米国・オレゴン州のポートランド一帯ではここ数日42℃を超す高温が続き、27日には44℃、28日、29日には
45℃という1940年の記録開始以来の最高気温となり、避難次第では死の危険もある厳しい状況に見舞われており、現に45人を上回る死亡者が出ているようである。
さらに驚くのは、カナダ西岸の高温である。ブリティッシュコロンビア州では昨日は49.5℃という信じ難い高温を記録し、235人の死者が発生している。ブリティッシュコロンビア州と言えば、その地理的位置は北海道の稚内と同じ位置で、平年のこの時期の気温は25℃だというから、今年の暑さがいかに異常であるかが分かろうというものである。
問題は、カナダにしろ米国にしろ今回猛暑に見舞われている地域は北部に位置しているため、気温が低めの地域であることである。そのため、
米国・オレゴン州では貧困生活を送っている人達を含めて住民の3分の1の家屋には冷房装置が設置されておらないため、公共施設の図書館やイベント会場などに避難したり、川や滝など涼しげな場所を探して過ごしているようである。
同様な避難がカナダでも行われているようだ。
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米国西岸では昨年から続く干ばつで湖の水位は低下したままだ。
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昨年9月の森林火災。今年も又同様な火災が発生するのではないかと懸念されている。
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北西部一帯では電力需要の急増で、電力会社は停電への対応に追われている。
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オレゴン州では裕福な人々はホテルを予約しているようであるが、そのホテルも満杯状態で更に電力の使用量が急増して停電が発生しているため、屋外に出て夜風に当たっている人達もいるようである。なんとも皮肉な話である。
ここ数年続く、米国・南東部のフロリダ州等におけるハリケーンや竜巻、そして南西部や北西部一帯の森林火災や超高温。今の米国は銃の乱射事件やコロナ禍、ビルの崩壊などで多くの人々の命が奪われるだけでなく、記録的な自然災害にも見舞われ死者を続出させているが、
こうしたことは皆、米国という国家がまいたカルマの刈り取りとして発生しているのである。
昨年9月にトランプ大統領がカリフォルニア州の山火事の災害現場を訪問した際に、彼は一連の山火事の拡大が異常気象、気候変動によるものとする州知事らの発言を全く受け入れず、「もうすぐ寒くなるから心配しないでいいよ」と笑って聞いていた。
読者も覚えておられるだろう。
「バカ」は足し算、引き算の出来ない人のことを言い、「あほ」は常識を逸した人のことを言う。そんな
常軌を逸した「あほ」なトランプ氏が次期の大統領を目指して動き初めている姿を見ていると、どうやら、米国のカルマの刈り取り現象はこれから先も、
止むことはなさそうである。
話しは変わるが、最近のNHKは異常である。海外のニュースを伝えるBS局の朝8:00時の大事なニュース番組「キャッチ世界のトップニュース」が
一昨日も昨日も11:00に変更され、米国の野球中継に入れ替わっていた。大谷選手の活躍を伝えることの方が、緊迫した世界情勢を伝えるより大事と考えているのだから、あきれてものが言えない。
これも「あほ」の仲間である。
どうやらNHK幹部も「闇の勢力」の「3S作戦」、スポーツ、セックス、スクリーンを受け入れてしまっているようで
、なんともはや困ったことである。
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道路には亀裂が発生。
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暑さを逃れて近くの水場で体を冷やす住民。
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人間より先にワンちゃんが猛暑でダウン。 |
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