一見暖冬のような年に限って大雪に見舞われるものだ。 昨夜からの雪は東京でも積雪し、電車が運休したり本数が減らされ、駅構内もホームも通勤客で大混乱となっているようである。 車のスリップ事故や横転事故で道路も混乱。 わずか10センチ足らずの降雪でこうした状況になったことを考えると、これから先20〜30センチの雪が降った時にはさぞかし大変なことだろう。
我が家周辺は昼前の段階で積雪は約40センチ。 2階の書斎からの展望は見事な雪景色となっている。 先程、玄関から道路まで雪掻きしたところだが、2年前の150センチの積雪時に比べれば楽なものだ。 ただ天気予報では明日、明後日にかけて降り続くようなので、積雪量次第で少々厳しい雪掻きになるかもしれない。
年末の世界的な暖冬のあと、北欧やロシア、北米、カナダなどで一転して寒気と降雪に見舞われており、情報をお伝えしようと思っていたが、自国のニュースで気候の異常さは十分にご承知頂けたものと思われる。 今朝、札幌の講演会スタッフの方からお電話を頂いたが、札幌市内はほとんど雪が降っておらず、この冬は雪掻きする必要のない日々が続いているようである。7年間にわたる札幌講演会で訪ねるたびに、雪掻きの景色を眺めてきただけに、驚きである。
厳しい状況は気候だけではない。 テロの頻発、奇っ怪な殺人事件、急激な景気減速、どれも皆これから先一段とその度合いを増して来ることは間違いない。 株価の下落は一般の投資家の皆さんが考えているような楽観視できるものではない。 今週から来週にかけ世界の株式市場から目が離せない状況が続きそうである。