今日から3月、暦の上ではいよいよ春の始まりである。 されど北陸や東北、北海道は降雪、暴風雪で大荒れ。 我が家から眺めた朝景色は、昨夜に舞った吹雪で一面うっすらと雪化粧。 8時過ぎにはすっかり消えてしまったが、書斎から眺めた甲斐駒ヶ岳は山頂部の雪が強風で舞い上がり、猛吹雪。 こうした風景は地元に住んでいないとなかなか見ることの出来ない景色である。
徳乃蔵の「カブレラストーン展」も無事終了。 全国各地から大勢の方々にお出で頂き、隠された人類史の真実を目にして頂くことが出来たことを大変嬉しく思っている。 最終日に来られた方が、もう一度我が目にしっかり刻んでおこうと思って来ましたが、「来られて本当に良かったです」「一枚一枚の写真が心に残る宝物となりました」と、大変喜んでおられた姿が印象的であった。
私のHPの読者で、カブレラストーンに関心のない方はおられないはずだ。 しかし、いざご自身の目で確かめるために足を運ばれる方となると、わずかな人に絞られる。 遠いから、時間がないから、お金がかかるから。 それらを理由に、人類の真実の歴史を目にするまたとないチャンスを逸してしまう。 こうして時が流れる中、多くの方が大切な学びの機会を失っていく。
最後の訪問者が帰られた後、一人で改めて22枚の写真を一点一点目にしながら思ったことは、貴重なチャンスをものにすることの出来なかった人に対する思いであった。 一つのことを成し遂げるには、「縁」という目に見えない力と同時に、事を成し遂げるための「強い意志」が不可欠である。 せっかくHPという縁の力で、驚異的な人類史を目にする展示会の存在を知りながら、我が目で確かめるチャンスをものに出来なかった人は、なんともお気の毒である。
これから先、一日一日、後悔の残らない日々を送りたいものである。 なお、3月4日(金)より、アマゾン写真展「最後の楽園PERU(3)」を開催します。 皆様のご来館をお待ちしております。