発生箇所300を超す
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ポルトガルで発生している史上最悪の森林火災.
我が家を守ろうと、上着を脱いで
消火に当たる住民。 まるで映画のワンシーンを見ているようだ。 (フランスF2)
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ポルトガルを襲っている森林火災で、数十メートルの高さに立ちあがっている「悪魔の火」「悪魔の炎」と呼ばれる不気味な炎については、先日「ポルトガルでは悪魔の炎」でお伝えした通りであるが、
そうした火災が収まらぬ中、新たに発生した森林火災は強風によって燃え広がり、東隣のスペインにも広がっている。
延焼ヶ所はスペインのガルシア州では50ヶ所。 また国境を接するポルトガル東部では524ヶ所に達し、
中でも、激しい延焼が続いている100ヶ所の地点では鎮火が難しい状況と化して史上最悪の森林火災となっている。 その結果、多くの家屋が焼失し、住民
は風速25メートルの強風にあおられて燃え広がる炎と煙の中を必死に脱出している。
これだけの被害をもたらしているのは、夏から続いた乾燥と季節外れの高温に加え、大西洋で発達したハリケーン「オフィーリア」が西に向かわず、これまで記録にない北に進路をとり、ポルトガルの沖合を通過してイギリス・アイルランド方面に向っているためである。 海水温度の上昇が内陸部で史上最悪という森林火災をもたらしているのである。
その影響で風速25メートルが吹き続けているため、消火活動が進まず、発生箇所が500ヶ所を超す異常事態となっているのだ。 死者の数はスペインとポルトガルを合わせると40名を越してきており、行方不明者も多数出ているようなので、さらに増えることになりそうである。
下の写真を見てもられば、いかにひどい惨状かがお分かりになるはずだ。 なお、ハリケーン・オフィーリアがイギリスやアイルランドに被害をもたらした場合は、改めて報告することにする。
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ポルトガルのコインブラの住宅街に迫る森林火災に煙と炎
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未だ延焼し続ける米国・カリフォルニアの森林火災
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大型航空機を使っての空からの消火作業にもかかわらず、延焼し続けている
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消火活動が9日目に入り、消防隊員はテントの中で寝泊りを余儀なくされている。 |
一方、ロスアンジェルスの森林火災も、既に発生から8日が経過したというのに、未だ15ヶ所の火災は延焼し続けており、収まる気配がないようである。 焼失した住宅や店舗数は、前回報告した3500棟からさらに増え、既に7000棟近くに達しており、死者の数は確認されただけで40人、数十人の
行方不明者が出ているようなので、さらにその数は増えることになりそうである。
8万人近くに達している避難者の多くはまだ戻れない状況にあるようだが、戻った暁には悲惨な現場を目撃し、中でも焼失した7000棟の被災者たちは、跡形もなく燃え尽きた我が家を見て呆然と立ち尽くし、残骸の中からわずかに残った家財の一部を探すことになるに違いない。
昨日、ABCテレビが伝えたところでは、一部の火災エリアは、160キロの幅に達しているということなので、
その距離は山梨県の東西の長さの1.5倍を上回っている。 一瞬、聞き違えたかと思い、何度か繰り返して聞きなおしてみたが間違いないようなので、それだけの焼失面積に加えて他の14ヶ所を加えたら、我が国の一つの県が燃え尽きたということになりそうである。
いくら広大な面積を有する米国といえども、これだけの面積の焼失は尋常ではないはずだ。 イギリスのBBCテレビがその状況をヨハネの黙示録を彷彿させるようだと伝えていたが、
車や徒歩で炎と煙に取り囲まれた中を逃げ迷った人々は、まさにこの世の終わりを実感したのではなかろうか。
水と火による災害は決してこれで終わったわけではない。 天から伝えられているメッセージが正しいなら、事はまだ始まったばかり、 これから先、頻度と規模をさらに増してくることになるに違いない。 米国の人々はそれをどこまで分かっているのだろうか。 こうした状況は我々とても決して他人事では済まされないはずだ。 心しておきたいものである。
琴演奏会の追加情報
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10月20日(金)、21日(土)に開催される[八ヶ岳で奏でる〜輝音への扉」については、徳乃蔵ニュースC」で既にご案内済みであるが、本日の段階で、まだ席が開いて
いる日もありますので、参加ご希望の方はお申込み下さい。
今回は都合で、夜の部が金曜日となってしまったため、20日の参加者が少ないようなので、近隣にお住まいの方で夜の帰宅が可能の方は、是非お申込みいただけたらと思っています。 響きのよい蔵座敷で金龍様と一緒に聞ける演奏会は、他では得られない機会となるかと思います。
なおこの日は特別に、
最近、与えられたアセンションのリセット情報をお話しようかと思っております。
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