ロヒンギャ難民の悲惨な実体明らかに
 

 


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ロヒンギャ難民の悲惨な実体明らかに
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難民650,000人、死者9000人超

 
 

 
 


避難民の数が65万人近くに達し、何処の避難所も満杯状態と化している。
 

 
 

ミャンマーに住む少数民族ロヒンギャ族の悲惨な状況については、「ロヒンギャ族の悲劇 @「ロヒンギャ族の悲劇 A」、などでお伝えしてきた通りである。 また、国際社会 から支援の手が差しのべられてきている点についても、「ロヒンギャの人々へ義援金390億円」「ロヒンギャ帰還に向け一歩前進」に記したように、 明るい兆しが見えて来ていることは確かである。

しかし、隣国バングラデシュに逃げ延びたロヒンギャの難民がいつ、いかなる方法でミャンマーの住まいへ戻ることが出来るのか、また、彼らにミャンマー人としての国籍が与えられ 、人間としての地位と権利を与えられることになるのか、といった点に関しては、明確になっているわけではなく、不安な状況はまだまだ続きそうである。

13日、国際援助団体・NGOの「国境なき医師団」による難民からの聞き取りに基づく、ロヒンギャ難民の実体調査の結果が発表された。 それによると、避難民の数は既に647 、000人に達しており、ミャンマー政府による掃討作戦が始まった8月25日から9月24日までの1ヶ月間にわたる死者数は9000人。 その内、戦闘に巻き込まれてミャンマー軍などから襲撃されたり、自宅への放火、殴打などによって死亡した人の数は6700人となっており、うち730人が5歳以下の子供だという。

こうした数値は、国連の調査によるデーターとほぼ一致しており、精度の高い数値であると思われる。 一方、ミャンマー政府が公表した死者の数はわずか430人、内387人は武装集団で、市民は28人と2けた違いの少数となっている。 この数値を見ただけで 、ミャンマー政府と軍部がいかにロヒンギャ問題に対して真剣に対処しておらず、国際社会を侮(あなど)っているかが一目瞭然である。 

 
 

 
 


今でもまだ避難する人々は後を絶たないようだ。
何日も、何十日もかかって、国境を越えてきた人々は疲れ果てている。

 
 

もはやミャンマー国民は政治家や軍人だけでなく、僧侶、民間人に至るまで全てにおいて、弱者への慈悲の心が消えてしまった 仏教徒とは名ばかりの人間と、化してしまったようである。  このままでは、スーチー氏の受賞したノーベル平和賞も輝きを失ってしまいそうである。 

そうした人々の住む世界へ再びロヒンギャの人々が戻ったとしても、ミャンマー人としての国籍や選挙権が与えられる保証はなく、日々の生活で人間らしさを取り戻すことは大変難しそうだ。 ロヒンギャの人々にはそれが分かっているから、今もなお、バングラデシュへ逃げ延びてくる人々が後を絶たない状態が続いているわけで、急いで帰国を希望する難民が極めて少ないのもそのためである。

そうしたロヒンギャの人々がこれから先、人間らしい生活を取り戻すには、ミャンマー政府に対する国際社会からの厳しい監視の目と、貧困生活からの脱出を支えるための長期間にわたる支援が必要である。 同時に国境なき医師団など国際援助団体(NG O)による支援活動も不可欠である。 そのためには、活動費の90%を個人からの寄付金で賄(まか)っている国境なき医師団などに対して、我々の支援も また重要になって来る。

 
 

 
 


避難する途中、抱かれた幼子は裸姿。 
1日も早く避難所にたどりつき、飲み食いが出来るようになってほしいものだ。

 
 

カレンダー販売のご報告
 

 
 

 
 

 

 
 

読者の皆様に「美しき霊峰富士の四季」のカレンダーをご購入頂き有難うございます。 現時点での残り部数は百数十部となっています。 どうぞ精魂こめて作製した霊峰富士の2018年カレンダーが無駄になることの無いよう、 皆様のご協力をお願い致します。  購入に関してのお手続きは「スペース&ギャラリー・徳乃蔵」をご覧頂きたい。

なお収益金はロヒンギャ族の支援に回させて頂くことにしていますが、販売の終了を待っていては支援のタイミングが遅くなってしまうので、完売を前提に 、明後日、「国境なき医師団」に送金させて頂く予定なので、18日付の振込用紙の掲載をもってご報告にかえさせて頂くことする。

来年のカレンダーに富士の写真を用いることになったのは、どうやら偶然ではなさそうである。 そう遠からずのうちに巨大噴火が発生し、霊峰富士の姿がこの世から消えることになるかもしれないからである。 私自身は、その時はまだしばらく先のことと考えているが、霊視能力を持った何人かの人が見せられた情景や聞かされた情報は、その時がそんなに遠い先でないことを伝えているようなので、心の準備だけは早めにしておかれた方が良さそうである。 

もしも、その時が先延ばしになったとしても、心の準備は決して無駄にはならないからである。 私の住む山梨県を始め、静岡県、神奈川県、それに関東一円にお住まいの方々は、 心の準備と共に、食料品などの備蓄やガスマスク、ゴーグルの準備も怠りなく。 マスクやゴーグルは家に置いておかれるだけでなく、バッグや車の中にも入れておいて頂きたい。  災難にはいつどこで遭遇することになるか分からないからである。

 


本日12月18日、カレンダーの販売収益金に皆さまからの寄付金も加えて、
70万円を「国境なき医師団」に送金しておきましたので、ご報告いたします。                   

 

訂正とお詫び

昨日の記事「読者へのメッセージ」の中で、12月の徳乃蔵の営業日を12月24日(日)までと、誤って記してしまいました。 記事はすでに修正しておきました が、正しくは12月27日(水)までですので、お間違えのないようよろしくお願い致します。

 
 

 

 

 




 

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