インベントリー石碑
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エジプトと文明史を根底から覆すほどの内容が書かれた「インベントリー石碑」
しかし、学者は偽物説を主張。 その後は噴出する反論をひたすら無視し続けている。
そんな偽物が権威あるカイロ博物館の古王国時代の部屋になにゆえ展示され続けて
いるのだろうか? ( 「謎多き惑星地球」上巻より ) |
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この「インベントリー石碑」はクフ王によってイシス神殿が修復された時の記念碑として造られたものであるが、そこにはエジプト文明史を根底から覆すことになる、驚くことが書かれているのだ。 大ピラミッドだけでなくスフィンクスやイシス神殿などの諸神殿も、クフ王やカフラー王の時代より遥か昔から存在しており、その建造年代は神話的人物オシリスやイシス神が統治していた、神々の時代にまでさかのぼることが記されているのだ。
そこに書かれていることを総合的に判断すると、神々の統治する時代にはギザ台地一帯はイチジクやナツメヤシが生い茂り、ロバやラクダが草を食べる緑のサバンナが広がっていたようである。 ピラミッドやスフィンクス、各種神殿などはそうした木々に覆われた緑地の中に造られたようであるが、長大な年月が経過した後、緑地は砂漠化し、スフィンクスはイシス神殿と共に砂に埋もれてしまうところとなったようである。
クフ王はそうした大ピラミッドの東側の砂漠の中からイシス神殿を掘り起こし、境内に倒れし神々の像を再興。 一方、カフラー王はスフィンクスやその隣に隣接した河岸神殿やスフィンクス神殿を発掘し、
破損部分を修復して復活させたようである。 詳細は「謎多き惑星地球」に記してあるので読んで頂きたいが、クフ王の時代には、イシス神は「ピラミッドの女王」と呼ばれ、大ピラミッドは
太古の神々の時代に造られイシス神のために捧げられたものとされていたようである。
その太古の時代とは、レムリア、アトランティスの時代であったのだろうか?
確かなことは分からないが、少なくともはっきりしていることは、その時代は、何十トン、何百トンの巨石を自由に操る重力コントロール
の技術を持っていた時代であり、堅い花崗岩を容易に切り出し、それに穴を開け、研磨する現代科学を凌駕するテクノロジーを駆使していた時代であった
ことは確かである。
ギザ台地に緑のサバンナが広がっていた時期となれば、それは大量の雨が降っていた時代と重なることになるはずだが、その時期を求めると紀元前1万3000年頃から紀元前9500年頃にかけてのナビタン多雨期にたどり着く。 どうやら
一つの可能性として、今から1万5000年前あたりがピラミッドやスフィンクスの建造年代となってきそうである。
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右側「大ピラミッド」 左側 「第2ピラミッド」
これらのピラミッド群が建造された当時は、ギザ台地一帯がイチジクやナツメヤシが
生い茂り、緑のサバンナが広がっていたようである。 (ギザ台地から離れた場所から撮影)
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「王の間」に置かれた棺と呼ばれている花崗岩の石箱。
この堅い花こう岩の内部をくり抜き、鏡のように研磨してあるその姿を
見ると彼らが保持していたテクノロジーの凄さに、ただ驚くばかりだ。 |
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実は今回の放映で初めて知ったことであるが、クフ王の死後400〜500年後に書かれたパピリスが発見されており、そこには、次のようなことが記されていることを、エジプト考古学者のヴェレナ・レッパー教授
(下の写真参照)が語っていた。
「クフ王は知恵の神トト神の聖なる秘密の部屋を探し求めた。 自らのピラミッドに同じものを作るために。 知恵の神トト神の聖なる秘密の部屋とは、いったい何のか。 それは、大ピラミッドの中に隠された魔法の部屋である」。
このハピリスの一文はその魔法の部屋が今回発見された巨大空間であることを示しているようである。 それとは別に、この一文は大ピラミッドがクフ王の建造物でないことを物語っているようにも思える。 もしも、大ピラミッドがクフ王によって建造されたならば、なにゆえクフ王は自分のピラミッドの中に魔法の部屋を探す必要があったというのか?
ハピリスは、クフ王の時代には既に大ピラミッドは存在しており、クフ王は自身のピラミッドを建造する際に、太古の時代に偉大なトト神が造られた大ピラミッドの中に隠された、魔法の部屋を探そうとしたということを伝えているようである。 私にはそう思えたのだがいかがだろうか。 だとすると、まさにハピリスに記された内容は、インベントリー石碑に残された内容を裏付けていることになる。
結論的に一言で言うなら、将来、今回発見された巨大な空間にカメラ等が入って室内の様子が明らかとなることがあったとしても、そこにクフ王のミイラや金銀財宝は決して見出すことはないということである。
万が一発見されたとしたら、ヴレナ・レッパー教授が語ったように、クフ王が遠い時代に建造された大ピラミッド内部に、トト神の聖なる秘密の部屋を探し出し、そこに自身のミイラと財宝を隠して封印させた場合だけである。 しかし、私はその可能性は極めて小さいと思っている。
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クフ王の死後400〜500年後に書かれたパピリスに記された
内容を語るヴェレナ・レッパー教授 (「NHKスペッシャル」より)
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南極で発見されたピラミッド!?
以上を読まれた読者には、大ピラミッドはじめとする三大ピラミッドが、クフ王の時代の建造物などではないことが、十分にご理解いただけたはずである。 ただ、正確な建造年代や建造目的については今もなお不明のままである
ことには変わりがない。
実は、そうした建造年代や建造目的を知る上で役に立つかもしれない一つの情報があるので、お伝えしておく。 それは、2009年に長い間、クラリオン星人とコンタクトを続けてこられた、イタリアのマウリッツオ・カヴァーロ氏が私に語ってくれたピラミッドに関する不思議な話である。
事の詳細は、『 クラリオンからの伝言 』(徳間書店刊)を読んで頂くしかないが、ポイントを記すと、大ピラミッドは6500万年前に宇宙人によって建造されたものであること
。 またその建造目的は、金星と
衝突した地球がバランスを崩してしまい、太陽系からはじき出されてしまう状態となってしまったため、それを食い止めるために強力な磁力を発する磁場を作る必要
があったからだという。
カヴァーロ氏によると、建造したピラミッドはギザだけでなく、アマゾンのジャングルの中や南極など併せて7ヶ所に建造されたようである。 しばらく以前に、ユーチューブで
欧米の探検家8人が南極でピラミッド発見した、というニュースが報道された。 読者の中にはご覧になられた方もおられることだろう。
伝えられた情報では、ピラミッドは海岸から約16キロほど離れた内陸部に2基、沿岸部に1基が発見されたようである。 しかし、それは正式な発表の場で公開されたものではなかったので、
残念ながら真偽のほどは確かることが出来ないままである。
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インターネットに掲載された南極の内陸部で発見されたとされるピラミッド ? (上下写真)
専門家は、南極特有の激しい風雨で浸食された自然の山だ
としているが、エジプトのピラミッドによく似ていることは確かだ。
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しかし、その後、南極のピラミッドの存在を証言する元ロシア軍の軍人が、ロシアのニュースサイトで、「南極大陸には、古代ピラミッドや次元移動装置などが隠されている」
という、秘密事項を伝えて
いることや、グーグルアースで、座標:79度58分、24.09秒S/81度57分45.82秒Wを拡大してみると、四角垂のピラミッドらしき画像
(添付写真参照)を確認することが出来ることなどから、カヴァーロ氏の発言が真実を伝えている可能性は決して小さくなさそうだ。
南極と言えば、ヒトラー時代のナチス・ドイツだけでなく、第二次世界大戦終結後、1年半ほどして米国はイギリスとオーストラリアと共に「オペレーション・ハイジャンプ計画」と呼ばれる南極探査計画を立案し、十数隻の艦船と数千人の人員、兵器を含む大量の機材を投入して、大規模な探索を実施している。
この探索には、北極点付近で地球の空洞につながる巨大な空間を発見した米軍のリチャード・バード少将も参加していたよう
なので、かなり重要な探索であったことは確かである。
南極が氷に覆われただけの大陸なら、大国がこれほど大々的に、しかも、終戦直後のあわただしい中で探索を開始することはないはずだ。 ナチス・ドイツが何らかの手段で、かの地に重要な秘密が隠されていることを知り、その後、大戦の勝利でナチスの秘密機関からその情報を得た米国が、
他国に情報が漏れる前に急ぎ調査に入ったのではなかろうか。 その情報がピラミッドや地球内部の空洞都市に関するものであった可能性は大きそうだ。
今回をもって4回にわたる「大ピラミッドミステリー」は終了させて頂く。 ご覧いただき有難うございました。 一人でも多くの読者に、歴史の真実を知る上でお役に立てて頂けけたら幸いである。
『 謎多き惑星地球
』をまだお読みになられていない方には、歴史の真実を知って頂くために、是非読んで頂きたいと思っているが、もし手に入らない場合には、徳乃蔵にご連絡頂きたい。
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グーグルアースで見ることのできるピラミッド状の山
座標:79度58分、24.09秒S/81度57分45.82秒Wで見れるピラミッド?
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上から見た俯瞰図(左)を基に雪を取り除いて修正したCG写真(右)
これほど見事な四角垂の山は見たことがない。 これが本当にピラミッドだとすると、
底辺の長さは約400メートルにも達し、ギザの大ピラミッドの2倍近くになって来る。
( 「http://machiukezoo.biz/archives/5140」
より転写)
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