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「隠され続けてきた未知なる世界の真実」 @
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ハルマゲドンへの第一歩となるか
不思議な台風24号の進路

南アジアの洪水と地震
     インドでは洪水で死者1500人を超す

 
 

 
 



 

 
 

 
 

 

 
 

インドではモンスーンの季節が始まった5月から、大雨による洪水や土砂崩れが相次ぎ、死者の数は1500人を超えて来ている。 

先日「熱波と干ばつのヨーロッパと洪水のインド」で 、東部のミハール州で連日の雨によって病院の室内が膝の高さまで浸水し、入院患者は水浸しの病院から避難することが出来ない状態が続いているという悲惨なニュースをお伝えしたばかりであるが、今回お伝えするのは、南部のケララ州の被災状況である。

ケララ州のイドゥキでは6月1日から8月20日まで2ヶ月半余の雨量が、なんと3521ミリに達したというから驚きである。 このシーズンはモンスーンの影響を受けて例年雨量は多いのだが、今年は例年の2倍だという。 170ミリの倍ならいざ知らず、1700ミリの倍となると想像を絶する量だ。

特に今月8日からの雨は激しかったようで、80カ所のダムや貯水池で水量が限界に達したため、緊急放水を開始。 そのため下流域で多くの河川が氾濫し、床上浸水する家屋が続出。 この10日間で200人近くが死亡、5月からの被害者数を合わせると犠牲者は350人を超え、30万人が住む家を失い、60万人以上が約2000カ所に避難しているようである。

ここ2~3日雨は止んでいるものの、今もなお広い範囲が水に浸かったままの状態が続いており、数千人が孤立状態で救済と支援を待っている。 同州首相は 「過去100年間で最悪の洪水だ」と述べている。 ダムの決壊と言えば、7月25日付の記事「拡大し続ける猛暑・山火事・洪水」でお伝えしたラオスの洪水の惨状を思い出す。

最近の様々な災害で使われる、「想像を超えた凄さ」「過去に例のない」「今世紀で初めて」という表現がまたここインドでも使われるところとなった。 地球の気象が完全に異常と化しているのがお分かりであろう。 

 
 

 
 

 

 

 
 

 
 

 

 

 
 

 
 

 

 

 
 

 
 

 

 

 

 

インドネシア、ロンボク島でまたもや地震

 
 

 
 

 

 

 
 

 
 

 

 
 

8月6日付の記事「止むことなき、山火事・洪水・地震」で5日にM6・9の地震で89人以上の死者が出たことをお伝えしたインドネシアのロンボク島の地震。 その後の調査で死者の数は460人に達していたことが判明。

そして、あれから2週間後の19日、そのロンボク島でまたもやM6・3とM6・9の地震が発生。 死者の数は 昨日の段階で10名とされているが、今回もまた増えることになりそうである。 先の地震で40万人を超える方々が避難生活を続けている最中だけに、先が見えない状況に対し島民の動揺と不安は更に大きくなっているようだ。

 
 

 
 

 

 
 

 
 

 

 
 

フィジーでM8・2の巨大地震

 
 

 
 

 

 
 

インドネシアの地震とほぼ同じころ、ロンボク島から更に東の海上、ニュージーランドの北に位置する南太平洋のフィジーでM8・2の巨大地震が発生。 M8を超える地震は2017年9月8日のメキシコのM8・2以来である。 

今回のフィジーの震源の深さは560キロと大変深い場所で起きているが、このあたり一帯で起きているM7以上の地震の多くが、今回と同様、超深度で発生しているので、特別なことではないようだ。

心配なのは、そうした深度が深くてM7以上の大型地震の後、10日後から2ヶ月後に、かなり高い確率で南海トラフや琉球海溝でM5からM7クラスの地震が発生していることである。 そして、その中には大地震に繋がった例もあるのだ。 1998年にはフィジーのM7・2の地震の3週間後には三重県北部でM5・5の地震が発生し、さらにその後およそ2週間ほどして石垣島南方沖でM7・7の大地震が発生している。

また、2004年7月15日のフィジーのM7・1の地震の2ヶ月後の2004年9月5日には、三重県南東沖でM7を超える紀伊半島南東地震が発生している。 直近の例では、2018年2月9日に起きた深さ556キロのM6・0の地震では、その10日後に、豊後水道でM5・0の地震が発生している。 

こうして見てみると、今回の地震もこれまでのケースのようにその後、あまり間をおかずに南海トラフ海域や琉球海溝付近で地震が発生する可能性は大きそうである。 もしもそうなったとしたら、今回の地震がM8を超える巨大地震であっただけに、M7を超す大規模地震となってもおかしくない。 南海トラフ周辺と琉球海溝近海にお住まいの方々は一応、頭に入れておかれた方がよさそうである。

 




 

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