連日、記録的な猛暑が続く中、読者のみなさんいかがお過ごしだろうか。 昨日はとうとう熊谷で41.1度と国内最高気温が更新され、マスコミは災害級の高温と伝えている。世界に目を向けると、米カリフォルニア州デスバレーでは52.0度を観測。 このほか同州ロサンゼルス近郊チノで48.9度とサハラ砂漠の51.3度と変わらない異常な高気温となっている。
先日、「世界に広がる記録的な猛暑」で、
シベリアのヤクーツクで35度を上回る高温で、100か所を超す森林火災が発生していることをお伝えしたが、今日のモスクワTVはヤクーツクよりもさらに緯度の高い北極圏に位置し、7月の平均気温が15℃にも達しないムルマンスク地方でも32度という60年ぶりの猛暑に襲われていることを伝えていた。 この高温で山火事が相次いでおり、既に2000ヘクタールが焼失、延焼域はムルマンスク市の郊外に達しているようである。
また「世界に広がる噴火、猛暑、洪水」では、高温で北極の氷が溶けてグリーランド西部の海岸に100メートルを超す氷山が押し寄せていることをお伝えしたが、今朝のニュースではイングランド東部でも35度という異例の高温警報が出されている事が伝えられていた。 冷房などまったく不要な土地であるため、住民は猛暑を避けるために大変な苦労をしておられるようである。
こうした世界的な異常気象が発生している要因として、気象庁は上空の大気の流れ(偏西風)が大きく変わったからだと説明している。しかし、それでは何故、偏西風に大きな変化が起きたのか、これから先はどうなるのかという点については曖昧のままである。 つまり、現代の気象学では十分な説明が出来ないのだ。
その真の要因を説明するのが、今日から3回シリーズで掲載することにした「隠され続けてきた未知なる世界の真実
@」に記した、太陽で発生している異常現象なのだ。 今回のシリーズをしっかり読まれて今の地球上の異常な気象状況は、宇宙的規模の異変によるものだという点を理解して頂ければと思っている。