我が国のテレビでも伝えているので、読者はご承知のことと思うが、アメリカの東海岸とフィリピンのルソン島を大型のハリケーン・フローレンスと台風22号が襲来している。
日本時間の昨夜、米国南東部のノースカロライナ州に上陸したハリケーン・フローレンスは、その規模を4から1に弱めたものの、3メートルの高潮と大雨により住宅の浸水や大木の倒壊などによって、大きな被害が発生している。
事前に避難命令が出ていたが、多くの住民が残っており、すでに大木の倒壊により親子の死者が出ている。 今回のハリケーンは進行が非常に遅いため、強風と同時に大雨が予想されており、1000ミリを超す地区も出そうなので気になる所である。
一方、今朝未明にフィリピンの北島・ルソン島に上陸した台風22号は、中心気圧が905ヘクトパスカルと記録的な超大型の勢力で、6メートルの高潮が発生する恐れがあるだけに、こちらも大きな被害に見舞われそうである。
5年前に襲った台風は気圧が895ヘクトパスカルと世界最強の台風で、7300人程の死者と行方不明者が出ており、今回はそれに匹敵する勢力を保っているだけに、甚大な被害が発生することにならないかと心配である。
北大西洋と北太平洋の西の端においてほぼ同時刻に、大型ハリケーンと巨大台風が大暴れするということには何か意味があるのかもしれない。 私にはそう思えてならないのだが ・・・・・ 。 なぜなら、天候をコントロールするのは龍神様だからである。
ノースカロライナ州の状況
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平常時の桟橋(上)が下のような高潮と大波に襲われている
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ノースカロライナ州の一部の町は既に冠水している
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強風で倒れた大木
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フィリピンの状況