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ハワイに住んでおられる方が送って下さった火口と流れ出る溶岩
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5月から噴火が始まったハワイ島のキラウエア火山。 その後、住宅が溶岩に飲み込まれるなどの被害が広がっていることは既にお伝えして来た通りである。 その後も噴火でできた亀裂から北西部へ向けて溶岩の流出が続いており、12日には海に流れ込んだ溶岩で新しい島が出現するところとなった。 新島は海岸から数メートルの距離にあり、直径は6〜9メートル
程でまだ小さいが、溶岩がこのまま流入を続ければハワイ島とつながる可能性が大きいようである。
また、16日午前には、爆発的な噴火によって吹き飛んだ溶岩が近くを航行していた観光船を直撃し、23人が重軽傷を負う事故が発生した。 溶岩に直撃された観光船は屋根に大きな穴が開いた状態で、ハワイ島のワイロア港に帰港。 このうち4人は救急車で搬送され、20代の女性1人は大腿(だいたい)骨骨折の重傷。 どうやら一歩間違えると大事故になるところであったようだ。
ハワイ島は我が国と縁が深い上に、距離的にも近いだけにキラウエア山の噴火の状況は気になるところだが、この様子だと爆発的な噴火や溶岩の流出は、これから先しばらくは続くことになりそうである。
また海底噴火によって誕生した西之島も今月に入り、噴火を再開しているようである。 キラウエアの噴火も西之島の海底噴火も、富士山の噴火に繋がっている可能性が大きいだけに気になるところでる。
実は最近、ある女性の方から驚くべき宇宙人情報が飛び込んできた。 その情報の一つとして伝えられたのが、今世界各地で発生している火山噴火の要因は、太陽からのエネルギーが
増してきているためである、というものであった。 今はまだその序章に過ぎず、「ソーラーフラッシュ」と呼ばれる太陽フレアーの大規模爆発が近づけば、世界各地の火山噴火が今以上に活発化して来ることになるようである。
ソーラーフラッシュ
太陽の活動の周期は11年とされており、それを信じている方が多いようだが、最近の研究では決して周期は固定されたものではなく、7年であったり11年であったり
と変動しているようである。 太陽も人間と同じ生命体であることを考えれば、周期が固定していなくて当たり前である。
現在は活動の停滞期に移行しつつあり、来年から再来年にかけ極小期に突入することになりそうであるが、この極小期から極大期に向かって反転する
際に、今までになかった「ソーラーフラッシュ」と呼ばれる特別な現象が起きる可能性が大きいようなのだ。
「ソーラーフラッシュ」現象は人類が直面しようとしている「アセンション」ともつながりが強いようなので、その件については後日改めてお伝えしようと思っている。
「ソーラーフラッシュ」がもたらすもう一つの現象が地球の温暖化現象である。 連日、日本各地で異常な猛暑が続いているが、この暑さは尋常ではない。 標高800mから1500mの八ヶ岳山麓一帯が避暑地として人気があるのは、日中でも30℃を超すことは少なく、夕方になると涼しい風が吹き込み、
涼しい夜を過ごせるからである。
ところが今年はそうはいかないのだ。 夜遅くになっても暑さが退かず冷房をかけ続けることになる。 こんなことは私の記憶にはない。この辺りではクーラーを取り付けている家が少ないため、この猛暑で注文が殺到し、取り付け工事が間に合わないため、電気屋さんが悲鳴をあげている。
この高温が地球規模で起きている現象であることは、読者はご承知の通りである。 WMO(世界気象機関)は世界各地で異常気象が観測されていると発表。
6月は地球規模で観測史上2番目に暑かったようなので、今年は史上最高の暑い年になるかもしれない。
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グリーンランドに接近した巨大氷山。 津波の発生が懸念されている |
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実は、この暑さで北極海から流れ出た氷山が沿岸部に向かっており、グリーンランドの西部に位置するインナースート島の沖合には、高さがなんと100メートルを超える巨大な氷山が漂着しており、住民が避難する事態が発生している。
氷山の接近でなにゆえ避難する必要があるのかというと、その巨大な氷山の一角が溶けて海に落下すると大波を引き起こし、押し寄せた津波が住宅街を襲う危険性が大きいからである。 何十メートルにも達する巨大な氷塊が上空から落下するのだから発生する津波は巨大だ。 そのために、住民は高台に避難することとなったというわけである。
また、同じく北に位置しているカナダ東部のケベック州でも激しい熱波が押し寄せてきており、9日までに約70人の死者が出ているというから、猛暑のほどが推測できる。 また一方、世界の中で特に暑い地域の一つである中近東では、
各地で50℃を超す極暑に襲われており、今年は特に湿気が強いため体感温度は74℃という信じ難い高温となっているようである。
一方、洪水に関しては中国でも我が国と同様の大規模な被害が発生している。 激しい豪雨により各地で川が氾濫。 街は濁流にのみ込まれている。 雲南省では水深が2メートル近くに達し、中学校の校庭は一面、川
と化している。 地元メディアによると、雲南省では5月以降、断続的に大雨が続き、先月末の時点で被災者の数は90万人に達しているようである。
こうした世界各地の猛暑や豪雨などがCo2による温暖化現象によるものでないとしたら、我々が体験させられている自然の脅威は人間の手で防ぐことが出来ない現象として、これから先
、さらにその度合いを増
して来ることになりそうである。