昨日午後、ソフトバンクなどを利用している顧客に通信障害が発生したことがニュースで伝えられていたが、実はほぼ同じ時刻に世界11カ国で同様な事態が発生していたようである。 どうやらスウェーデンの通信機器大手の会社のソフトウエアーに異常が発生したことが要因であったようである。
我が国における被害はまだ少なかったようで、国によってはかなりの被害が出ていたようである。 その最たる国が英国で、BBCニュースは「21世紀デジタル時代の大災害」として、早朝から終日、携帯電話
が使えない状態が続いたことによって、市民生活に様々な不都合やトラブルが発生したことを伝えていた。
365日常にネット接続出来ることが当たり前になっているだけに、それが出来なくなった時には想像以上のトラブルが発生し、市民の間にイライラ感が増すことは明らかである。 メッセージの送受信やデーターが見られないだけでなく、カード決済が普及しているため買い物が出来ず
電車にも乗れず、モバイルネットワークに依存しているサービス会社は商売がストップしてしまい、大きな損害を被ったようである。
今回の通信トラブルで身の危険を感じられた人もいたようである。 それは、独り身で車イス生活を送っていた障害者の方が、緊急的なトラブルが発生したのに救助を求めることが出来なかったためである。 ネットワーク通信におんぶにだっこが状態化してきているだけに、大規模通信障害の発生は思わぬところに
障害をもたらすことになりそうである。
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買い物に訪れていた観光客は街の様子が分からず買い物も出来ず困惑。
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そこで問題になるのが、太陽活動の異常による通信機能への影響である。 今回は単なるソフトウエアーの不都合によるものであったため比較的短時間で済み、全ての通信網にトラブルが発生したわけではなかったが、太陽活動による影響が発生した際には、今回のような
軽度のトラブルでは終わらないからである。
先日、コーリーグッド氏が伝えた宇宙情報の記事「隠され続けてきた未知なる世界の真実」シリーズで記したように、今太陽は活動の極小期に入っているが、太陽がアセンションに向かっているのが真実だとすると、ソーラーフラッシュが発生する前に、黒点の数がかってなかったほどの勢いで出現し、強大な太陽フレアーが発生することになりそうである。
もしも、そうした現象が起きたら、今回発生した携帯電話のトラブルなどとは桁違いの混乱が発生することは間違いない。地球上の全ての電気施設や通信網、コンピューター
が完全に機能停止状態となってしまうからである。
これから先、そうした可能性を全く無視することはできないだけに、コンピュータやスマホ依存の生活からは一歩退いておいた方が良さそうである。
世界規模で発生した今回の通信トラブルは、我々にそんなことを教えてくれているような気がするのだが、いかがだろうか。