世界を混乱に導くトランプ政権
 

 


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シリアからの完全撤退を発表

 
 

 
 


IS(イスラム国)に勝利したから撤退するのだと語るトランプ大統領
 

 
 

 
 


シリアでISと戦うクルド人勢力を支援してきた米軍部隊。米軍が退いた後の
クルド人の未来が心配だ。 トルコからの攻撃が待っているからだ。

 

トランプ大統領が突如、シリア駐留の米軍兵士2000名の撤退を発表したのは一昨日。 この発表を受けて世界に衝撃が広がっているが、米国内だけでなく同盟国のイギリスやフランスなどからも、 驚きと反発の声が発せられている。

米軍のシリア駐留は過激派組織IS(イスラム国)を一掃するためであった、それが完了した今こそ兵士を引き上げる 時だ、というのが大統領の撤退の理由であった。 しかし、ISの一掃は終わっておらず、ここで引き上げれば、ISの復興をもたらす可能性が残っており、今はその時ではないというのが反発の理由である。

今回の完全撤退については、政権の主要メンバーである国防省や国務省などだけではなく、イギリスやフランスなどの同盟国との事前打ち合わせが全く行われていなかったようである。そ のため与党共和党の有力議員からも反発の声が挙がり、イギリスやフランスからは今後の中東情勢をなおざりにするのか、と言う反発が発せられる事態となっているのだ。

昨日、早々にその反発の第一弾が国防省から発せられた。突如、マティス国防長官が2月に辞任すると発表したのだ。 多くの兵士を投入して来た国防省としては、今回の撤退発表は ISの撲滅を中途半端で終わせることになるとして、強く反発するところとなったのだ。

そもそもISをシリアに登場させたのは、イスラエルと米国のユダヤ系議員によるシリアのアサド政権崩壊を狙った戦略であったことは、「イスラム国指導者の実体」「イスラム国とバグダディの実体」などで何度かお伝えして来た通りである。 それを考えると、 今回の撤退は親イスラエルのトランプ大統領がイスラエルに配慮した可能性もありそうだ。

 
 

 
 


「フランスF2」テレビに久しぶりに登場したISの指導者・バグダディ

 

 
 

 
 


「米国は我々をさんざん利用して捨てるのか」と語る、クルド人勢力の指揮官

 
 

実は今回の撤退発表を受けてフランスのF2テレビが衝撃的な情報を伝えていた。 それはシリア西部のユーフラテス河沿岸のハジン(HAJIN) という地域で、今もなおISとの戦闘を続けているクルド人勢力への密着取材で得た貴重な情報である。

クルド人勢力の指揮官は、「ISは今もなお撲滅寸前には至っていない、復活する力を維持している」ISの指導的地位にあったバグ ダディーやその補佐官、さらには彼の兄弟たちがハジンにいることは間違いない 」と語っていた。それゆえに、ハジンで戦っているISは最も優秀で最も恐ろしい外国人戦闘員で構成され、最後まで戦い続けているのだという。

バグバディー指導者の行方については、これまでの戦闘で既に死亡しているというのが一般的な見方であったが、どうやらまだ実戦部隊で 指揮をとっていたというわけである。

 彼は一般の報道ではアラブ人のカリフとされているが、実はイスラエル人の両親から生まれた生粋のユダヤ人で、イスラエルの諜報機関モサドの下で軍事訓練を受けた超エリートのスパイだった のである。それについては、2015年2月16日付の記事「イスラム国とバグだディの実体」でお伝えした通りである。

それを考えると、イスラエルや米軍が彼を殺したくないのは、至極もっともなことである。と同時にこれから先、米軍が撤退しクルド人勢力への支援を止めた後、 もしかすると、ISの復活はあり得るかもしれない。

逆に、ISがシリアやイラクから完全に去る ことになった時には、まさにアサド政権を支持してきたロシアやイランの思うつぼで、中東における米国の影響力は一気に弱まることになる。 それはハルマゲドン(世界最終戦争)において、ロシア やイラン軍の部隊がエルサレムの地に立つとする聖書の予言が近づいたことを示すことになるかもしれない。

いずれにしろ、中東情勢の厳しさは増すことはあっても、和らぐことはなさそうである。

 
 

 

 
 

 

 




 

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