日本時間の13日からロスアンジェルス北部で大型の山火事が発生。出火から数時間の内に数千万平方メートル(数10キロ平方メートル)を焼失し、手の付けようがないほどの勢いで燃え広がる火の手は、近くのコミュニティーを襲い多くの住宅が被災しているようである。
北米西海岸沿いのカリフォルニア州一帯は数年前から山火事のメッカと化しているが、今年も40℃近い猛暑の中で出火。また、アメリカABCニュースはロスアンジェルス東部で新たな山火事が出火したことを伝えていた。
米国では西海岸から中西部にかけては山火事、また中西部から東海岸にかけてハリケーンや豪雨の自然災害が襲っているが、どうやら、コロナウイルスで世界の感染者と死者の4分の1が発生している今年もまた、例年と同様な災害に見舞われようとしているようである。
もしも、これから先、コロナウイルスの猛威が増すようなら、何億単位の失業者が発生し、かって経験したことのない暴動に見舞われることになりそうである。そうした中、襲うハリケーンや洪水や山火事は市民に、これまで以上に大きな痛手を及ぼすことになりそうである。
これが、カルマの刈り取りに向かって末路を進む、覇権国家の衰退の姿なのだ。