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中国の「三峡ダム」の決壊は起きるか?
           最高水位まであと10メートル

 
 

 
 


中国東部・長江沿岸の江蘇省の南京で半分水没した家屋 (FAP)
 
 


6月初旬から中国の長江流域一帯で降り続く豪雨は今もなお収まる気配がなく、武漢市や南京市など川沿いの都市に洪水をもたらしており深刻な被害が発生している。問題は 長江の中流に位置する世界最大規模の「三峡ダム」の決壊である。

ブログ等では「三峡ダム」の決壊を危惧する声が多く寄せられているが、これまでに具体的にどこまで危機的状況が迫っているかを知らせる 記事は見当たらなかった。しかし、ここにきてようやく具体的な数値が伝えられるようになったので、その数値を参考にすると、どうやら、決壊の確率 が高まってきていることは間違いなさそうである。

「シンガポールCNA」テレビが昨日早朝に伝えたところでは、18日まで10日間で水位は12m上昇し、18日14時時点で160mに、 そして20日の午前2時には165mほどに達しているようである。この数値を見る限り、どうやら18日までの10日間では1日の上昇幅は1.2mとなっているが、18日 から20日にかけては1日半ほどで5m 程上昇してきているようである。

145mの限界水位(安全な水位)は既に越しており、今は最高水位(ダムの最上部)である175mに向かって進んでいるということで、20日の午前2時の段階で 165mに達しているということは、残された水位はあと10mということになってくる。

1日1mの上昇でもあと10日間。18日から20日にかけての1日3m程の上昇幅が続くようなら、もう残された日は数日ということにな ってくる。

 
 

 
 


20日の深夜2時の段階で、最高水位175mまであと10mに迫った三峡ダム。
 

 
 

専門家や国のお役人は、メディアの取材に対し「増水しているがまだダムの容量には余裕があるから安全に全く影響はない」と不安の払拭に務めており、今日の東方衛視・上海のテレビ局も増水のピークは過ぎたと伝えていたが、日々の上昇幅と残された水位を計算する限り、とてもそんなのんきなことは言っておれないように思われる。

決壊を避けるために残された道は降雨が止むことと、流れ込む水量を上回る水量を下流に排出することの2点である192時時点で流れ込む水量は毎秒61000立方メートルに対し、排出する量は36200立方メートル となっている。

気象情報では今月一杯は大雨が続くようなので、降雨が止むことは期待できそうもなさそうである。また、放水量を増やすことは、既に下流域では武漢市を始め各地で水位が高まって氾濫し多くの被害が発生しているだけに、今までの排出量36200立方メートルを大幅に増やすことは無理のようである。

こうして見てみると、どうやら遠からずしてダムの水位が最高水位の175mに達する事態を避けることは容易ではなさそうである。あとはその日がどれだけ先に延 ばせるかであるが、そのためには近日中に放水する量を流れ込む水量近くまで増やすしか手がなさそうである。

しかし、それは現在すでに発生している長江中流から下流にかけての湖北省や江西省(こうせいしょう)、江蘇省(こうそしょう)の被害をさらに拡大することになってしまうだけに、そう簡単にできることではないはずだ。

こうした状況を考えると、どうやら今中国は国の行く末、共産党政権の存続の瀬戸際に立たされているように思えてくる。目に浮かぶのは、「王朝滅亡の歴史がか語る共産党政権の崩壊」に記した、2002年に発見された巨岩に描かれていた「中国共産党亡」の6文字である。

 
 

 
     
 
 

 
 


長江流域の江西省の八陽湖付近

 

 
 

 
 


街全体が水に覆われた湖北省・恩施市

 

 

 

 

 

 

 

 




 

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