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21年前を振り返って思い出すこと
21年前を振り返って想い出すこと A
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議事堂突入から一夜明けた米国
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トランプ大統領に対する弾劾訴追決議案可決
気になる20日の大統領就任式の行方
イギリスの漁業者と搬送会社に、EU離脱で問題が発生
バイデン新大統領の就任式無事終了
イランの「犬の保護活動」がピンチに
中国の鉱山事故2週間ぶりに11人が救出
始まったコロナワクチンを巡る争奪戦
コロナによる死者数が10万人を超えたイギリス
野党指導者ナワリヌイ氏逮捕で揺れるロシア
世界各国で衝突次々と発生
米国ではコロナ禍の中、冬の嵐襲来
今年も又広がるオーストラリアの森林火災
中国政府が行うジェノサイド(集団殺害)
不思議な動植物
コロナ禍の米国を襲う記録的な寒波と暴風雪
米国最南端の温暖な地・テキサス州で寒波と雪害の被害拡大
実体経済と乖離する株高の真相
PCR検査の実体とワクチン接種の真相
米国でコロナウイルスの「変異種患者」発生
サウジアラビア皇太子のジャマル・カショギ氏殺害指示明らかに

 イランの「犬の保護活動」がピンチに 

     トランプ政権のイラン制裁の
         巻き添えに苦しむ犬たち

 
 

 
 


1万平方メートルの施設で暮らす1300頭の犬たち

 
 

中東のイランでは近年犬を飼うことが富裕層のステータスとなっており、10年ほど前に比べたら、飼育されている犬の数は5倍ほどに急増しているようである。ただ保守的なイスラム教徒たちの間では犬は不浄なもので接触は避けるべきだ、と受け止められている面もあるようだ。

こうした中で今、苦境に立たされているのが犬の保護者たちであることを、先日、NHK・BS局の「キャチ・世界のトップニュース」が伝えていた。この番組で取り上げていたのが首都テヘランから車で1時間余りのアルボルズ州のカラジ村にある、我が国では聞いたこともない大規模な犬の保護施設であった。

そこ はイラン全土から1000頭以上の犬が集められ保護されている施設で、15年ほど前に建ちあげられ、年々保護する犬の数は増えて今では1万平方メートル(100m*100m)という広大な敷地に、約1300頭の犬が集められて飼育されているようである。

そんな飼育施設も今厳しい状況下に置かれて来ているようである。それは米国による対イラン制裁によって、イランの通貨が暴落したため食事に使う肉類や野菜の価格が高騰し、1年前に比べてエサ代が倍以上となり、海外を含めた支援者から送られてくる支援金では十分な食事をさせられなくなって来ているためである 。

 
 

 
 


一緒に食事する犬たち

 

 
 

 
 


食事が済んで昼寝する2頭

 

 
 

 
 


車にはねられ前足を失った犬も大事に飼われている。

 
 

更に 犬たちの治療に使う医療品も高騰して来たため、狂犬病のワクチン購入費の調達も難しくなっているようである。こうした状況が長く続いているため、犬の保護活動をしている組織の中には従業員への給料を払えなくなり、活動の休止を検討している団体も出て来ているようである。

そして、今回紹介している施設も1年ほど前から新たな犬の受け入れを中止しているようである。米国のトランプ政権が行って来た金融ネットワークの遮断による「対イラン政策」は、どうやらイランの人々だけではなく、飼い主から見放された犬たちにも大きな影響を与えているようである。

もしかすると、大統領職を去ったトランプ氏が議事堂占拠問題 等で、厳しい状況に置かれてきたのは、ワンちゃんたちの苦しみによる反動が出て来ていたのかもしれない(笑い)。

こうした厳しい状況下でも、施設のマネージャーであるファラ・アザリさん(最下段の写真)は犬たちに保護された時間を送ってもらおうと頑張って おられるようである。「少なくとも、この犬たちがよい環境で一生を送れるようにしたいです」と語るアザリさんの言葉には心を打たれた。

そんなテレビ番組を見ている私のひざの上で、安らかに寝ている愛犬ルナの寝顔を見ていると、人間だけでなく動物たちの置かれた環境にも大きな格差があることを、改めて感ぜずにはおれなかった。そして 新大統領の登場で、1日も早くイランに対する制裁が終わり、そこで暮らす犬たちが安らかに暮らせることを願わずにはいられなかった。

 
 

 
 


大鍋で1300頭の犬たちの食事を作るスタッフ。

 

 
 

 
 


食事には鶏肉と一緒にニンジンやパスタ(下)が使われているようである。

 

 
 

 
 

 

 

 
 

 
 


犬たちがよい環境で一生を送れるように頑張りますと
語る施設のマネージャーのファラ・アザリさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 

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