始まったコロナワクチンを巡る争奪戦
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EUとアストラルゼネカ社間でワクチン供給量を巡る論争が始まった。 |
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コロナの感染者に対するワクチンの接種が始まっている中、接種を急ぎたい国々でワクチン製造会社との間のトラブルや国家間での奪い合いを巡るトラブルが発生し始めているようである。
今朝のドイツZDFテレビはEUとアストルゼネカ社とのトラブルを伝えていた。EUは3月末までに8000万回の供給が約束されていたのに3000万回に減らされてしまった、それは他の国に出荷されるようになったからではないかと、アストラルゼネカ社に強く抗議。一方、ゼネカ社は供給量については決められていなかったと反発。
どうやらEUはゼネカ社の製造工場がイギリスにあることから、イギリスへの供給を優先しているのではないかと考えているようである。まさにイギリスのEUからの脱退による問題点が早くもこんな点に出て来たようである。
イギリスの後を追うようにフランスやスペイン、イタリア、ドイツなども感染者、死者数が急増し続けているだけに、今後の展開次第ではワクチンを巡る争奪戦は一段と厳しさを増すことになるかもしれない。
ワクチン接種が急速に進む一方で
感染拡大が続くイスラエル
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なぜイスラエルでは人口比で、世界でトップクラスの感染者が発生してるのか?
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一方、ワクチン接種については表面化してはいないが、
その効能や副作用などの点で様々な問題点が出て来ているようなので、安易に飛びつかないほうがよさそうである。そうした中、イスラエルでは世界で最も早いペースでワクチン接種が始められていて、既に国民のほぼ3分の1の人々が1回目の接種を終えているというから驚きである。
その一方で、イスラエルは新たな感染者の数と死者数は人口比でみると、世界でトップクラスの高い感染率と死亡率となっており、人口は
910万人と我が国の10分の1にも満たないのに、感染者数は2倍近くの62万人に達している。
どうやらその一番の要因はイギリスで発生した変異ウイルスの感染者数の比率が50%に達していることにあるようである。隣国同士というならいざ知らず
、遠く離れたイスラエルでなにゆえ変異ウイルスが感染者の半分に達しているのか?
なんともはや奇妙なことであるが、国家が抱えたカルマの大きさが結んだ悪しき縁の力によるものであろうか。
どうやら、地球が再生に向かって進んでいる時だけに、個人だけでなく国家においても様々な面でカルマが噴出し、その刈り取りにとりかかる事態が発生して来ているようである。
それにしても、我が国の様にワクチン接種など他人事にしか思っていない人の多い国は、幸せである。最後までワクチン接種で争いごとなど起きないことを願っている。
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