スマトラ島火山410年ぶり噴火
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シナブン山の噴火
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インドネシアのスマトラ島北部で約410年ぶりに噴火したシナブン山(標高2460メートル)が30日、再び噴火した。専門家によると、29日未明の最初の噴火よりも規模が大きかったという。噴火は6時間以上に渡ってつづき、上空約5キロメートルまで噴煙が舞い、近隣の村にまでごう音が響き、一部の住民に混乱した様子が見られたと当局は述べている。
インドネシアには約130の活火山があり、
5月にはロンボク(Lombok)島のバルジャリ(Baru Jari)山の噴火で上空1500メートルの高さまで火山灰や溶岩が噴出し、死傷者は出なかったものの、作物に被害が出ている。また、今月6日にはスラウェシ島北方のタラウド諸島にあるカランゲタン山
が噴火したばかりである。
今年に入って世界的に火山噴火が各地で起き始めているが、今回のシナブン火山の噴火は休火山に分類され400年以上に渡って噴火していなかっただけに、同じようなことが他でも起きるのではないかと不安になってくる。それにしても、スマトラ島周辺はなにゆえこれほど地震や噴火が頻発しているのだろうか?
ロシア穀物収穫高、大幅減少
31日 ロイターが伝えるところでは ロシア農業省は31日、8月31日現在の穀物収穫高がバンカーウエート(穀物の汚れを落として乾燥させる前の重量)で計4300万トンだったと発表した。前年との比較については、明らかにされていないが、同省は1年前には、6520万トンを収穫したと発表していたことからすると、前年比で65%強ということになる。
小麦の収穫高は2990万トンで、前年の4120万トン比で72%。しかし、大麦は大幅に減収し、630万トンで前年の1480万トン比では40%強まで落ち込んでいる。
ロシアの穀物産地の多くがこの夏、厳しい干ばつに見舞われたため、収穫が落ち込む可能性が大きいことは既に述べてきたが、減収の幅、特に大麦はその数値が予測された数値を大幅に上回っている。一方、冬穀物の作付けも遅れているようである。8月31日時点で冬穀物の作付けが済んでいるのは計100万ヘクタールで、前年同期の390万ヘクタールの4分の1しかないため、先行きが心配である
チェコでは異常低温
ペトロ・ホボットの同僚で日本語の通訳をしておられるロベルト氏と次回の来日について打ち合わせをした。その時、日本は残暑が厳しく八ヶ岳山麓でも、夜、窓を開けて寝ないと眠れないほどだと話したところ、チェコは反対に異常な寒さに襲われているということであった。
平年だと、今の時期は25〜30度なのに、このところ15度前後の日が続いており、11度まで下がる日もあったというから、異常であることは間違いないようだ。前回、「猛暑から冷夏へ」でロシアのムルマンスク地方を襲っている寒さについて記したが、どうやら、そうした状況は北欧の一地方だけの問題ではなさそうである。
ペトル氏によると、こうした世界的な異常気象の発生には重要な意味があるようなので、次回の来日の際にはそうした点についても、色々話をお聞きしようと思っている。 私のHPは、アメリカをはじめドイツ、オーストラリア、中国など世界の各地にお住まいの方々に見て頂いているようなので、それぞれの地の異常気象の情報をご連絡頂けたら幸いである。