久高島沖に出現した謎の渦
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沖縄県・久高島近くの海面に浮かび上がった
直径約5・5キロの巨大な渦=1日(第11管区海上保安本部提供)
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沖縄南部の沖合にある久高島の近くの海面に、直径約5・5キロもの大きな渦が浮かび上がる珍しい現象が発生した。1日午前9時半ごろ、台風7号の被害調査のため、久高島の北約3キロの海上を飛行していた第11管区海上保安本部(那覇所属)のヘリコプターが確認し、その写真を2日に公開した。
渦の発生時刻や持続時間は不明で、発見当時、渦自体に大きな動きはなかった、という。海上保安庁海洋情報部によると、台風による強い風でできた海の流れが、久高島近くの静止した海水に渦を起こし、海底の堆積物を巻き上げたとみられるているようだが、地元の漁協や沖縄気象台も「初めて見た」と驚きのコメントを出している。
海上保安庁の言うように、台風による風で出来たとすると、これまで何百回となくやって来ている台風の後に、こうした現象が見られないことの説明が出来ない。台風の吹く風が竜巻状だったり、下方に向かって海水を押し下げるほどの強力なものであったら、その影響で海水が渦を巻くこともあるかもしれないが、我々が知っている台風の風は、横殴りの風である。
それに、台風が久高島上空にしばらく停滞していたわけではないのだから、台風の影響がなぜ久高島の北の沖合に及んだのか説明が出来ない。驚かされたのは渦の大きさである。直径が5・5キロというから相当の大きさである。
もちろん台風の目に比べたら遙かに小さいが、底の深い海上に出来る渦としては巨大で、これだけの渦を造るには相当のエネルギーが必要なはずだ。それによく見ると、周辺が海底から高く盛り上がっているのが分かる。とても風速20〜30メートルの風で出来る代物ではなさそうだ。
それにしても、写真を見ると、人工衛星から眺めた台風やハリケーンの渦にそっくりで、まるで上空の雲の渦の姿が沖縄の海に投影されたようである。「巨大台風がいつか沖縄を直撃することを、知らしめているのではないでしょうか」というメールが寄せられているが、そうした心配が杞憂に終わって欲しいものである。
私は海底で何か変化が起きているのではないかと感じていますが、確信はありません。
いずれにしろ、この不思議な現象には何か深い意味があるのかもしれないので、11月にペトル・ホボット氏が来日した際に、その真相をお聞きしてみようと思っている。
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台風の目
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* 台風の目が出来るのは、下の図を見てもらうと分かるように上から下に向かって強い流れが
起きたときに出来るようなので、海上保安庁の情報官が語っているように、横向きの台風の
風で海中に渦巻きが出来たとは考えにくい。
また、気圧によって出来たのであれば、高い気圧で海面の一カ所を長時間押し下げた場合
には渦の発生が考えられるが、台風の目は低気圧でなおかつ通過速度が速いので、渦の
発生は起きにくいはずである。それとも、私の考えが単純すぎるのか、基本的な間違いが
あるのだろうか。
ペトル・ホボット氏に聞いたら、宇宙人かアメリカ人の海底都市の存在、あるいは次元の扉に
ついての話が出るかもしれない。井口和基先生もブログにそのようなことを書いておられる。
私は個人的には、ノルウエーの怪光の海中版の可能性もあるのではないかと思っている。