昨年12月中旬から記録的な寒さと冬の嵐が続いていた米国。
一転してここ数日、全国的に平年を上回る気温となっている。その結果、大量に積もった雪が溶け洪水の恐れが広まっており、北のオハイオ州から南はメキシコ湾まで洪水注意報が発令されている。今月記録的な大雪に見舞われたケンタッキー州では大雨と雪解け水で鉄砲水が発生、道路が冠水している。
被害は洪水だけではなく、屋根に積もった氷の塊の落下による事故も多発している。マサチューセッツ州のケープコッドでは、暑さ20センチを超す氷の塊がビルから落下し、多くの車が破損する被害が発生している。
記録的な寒さの後の異常な気温上昇によって、サウスダコタ州では平年をなんと14度も上回る気温となっている。
そうした状況とは反対に、暖冬が続き、冬の伝統行事であった「犬ぞりレース」のための雪を、車で集めて敷き詰めるという前例のない事態となっていたアラスカでは、一転して寒さが来襲。
アンカレッジでは平年を10度も上回っていた気温が逆転し、反対に8度も平年を下回る気温となっている。こうした気象の急変は偏西風の流れが一変したことが要因であるが、そうした変化は我が国にも発生している。最近の台風並みの低気圧が北海道周辺に集中的に発生し、前例がないほどの暴風雪を発生させているのはそのためである。
北海道は北に位置しているため、北端の稚内や東端のオホーツク海沿岸地帯は雪が多いと思っておられる方が多いかと思うが、それらの地は決して大量の積雪があるエリアではないのだ。
ところが昨年辺りから新潟や秋田の豪雪地帯と同じほどの積雪があり、現地の人々は大変戸惑っておられる。
それに、昨年あたりから風が異常に強くなっているのは皆さんも感じておられることだろう。この強風が体感温度を一気に下げるため、気象庁が発表する気温より遙かに冷たく感じる日が多くなっている。私が住む八ヶ岳山麓でも、昨日から今朝にかけの風の凄さは台風を上回るほどで、深夜は家や木々に吹き付ける音と揺れで目が覚めるほどであった。とにかく風の強さは異常である。
気象状況が世界的におかしくなって来ていることは間違いなく、その度合いが日に日に増して来ており、今年に入ってからは特にひどい。これから先、我々は心地良い気温の春と秋は短く、極端な暑さと寒の中で過ごす日々が多くなって来そうである。
★ 電車で来られる方は小淵沢駅からタクシーで10分、料金は1800円位かと
思います。何人かで相乗りされたらよろしかと思いますがが、送迎バスも手配
しましたので、ご利用下さい。
バスは特急あずさの小淵沢駅着に合わせて運行します。なお料金はお一人500円です。
新宿発松本行き 12:59着 松本発新宿行き 12:45着
講演会終了後の小淵沢駅行きは講演会終了時間16:30以降2〜3往復を
予定していますので、電車の時間に合わせてご利用下さい。
★ 講演会ではメモが必要なこともありますので、筆記用具をご用意された方がよろしい
かと思います。
★ お車で来られる方は駐車場の出入りの際に十分ご注意下さい。
また横断歩道以外は決して渡らないないで下さい。
★ 14日と15日の徳乃蔵の営業時間を延長し、下記の通り変更します。
14日(土):11:00〜18:00
15日(日):10:00〜19:00