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  ダボス会議で対決 
  「トランプ大統領」対「グレタ・トゥンベリーさん」

 
 

 
 


世界中で温暖化の要因となっている石炭火力発電所の多くは今も稼働中だ

 
 

21日、スイスのリゾート地ダボスで行われている世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で地球温暖化についてトランプ大統領と、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(17)さんが非難合戦を演じた。

米国議会で開かれている自身の弾劾裁判を逃れてスイスにやってきたトランプ大統領は、気候変動にどう対応すべきかについて、「このままでは地球が破滅することになるという予言は否定されなければならない。そのようなことを説くのは時代遅れの予言者の末裔だ」と温暖化対策に対する否定的な意見を述べた。

それに対して、この1月に17歳の誕生日を迎えたグレタ・トゥンベリさんは、トランプ大統領の後にスピーチし、「いま世界は燃えている、急ぎ具体的な措置を取るよう求める」と、パリ協定から脱退し気候変動に対して楽観論を説くトランプ大統領を強く非難。

そればかりか、パリ協定に署名している国々もその約束を守っていないとして、世界のリーダーに向かって、具体的な措置を実行するよう求めた。世界中の政財界のリーダーが公の会議の場で、17歳の少女からおしかりを受けているのだからなんともはや情けないことである。

 


得意になって自己主張をする
トランプ大統領


 


そんな大統領を強く非難する
グレタ・トゥンベリさん

グレタ・トゥンベリさんについては、暖化対策を進める人々に利用されているとして非難する人も多いようだが、最近の異常なまでの自然災害の広がりの主たる要因が温暖化にあることは間違いではないだけに、それを引き起こしている原因の一つであるCO2の大量発生を抑える運動を否定するのは決して正しいことではない。

CO2削減をうたったパリ協定から勝手に離脱し、CO2削減など必要のないことで、時代遅れの予言者の末裔のやることだとするトランプ大統領こそ、金と地位が全てだとする愚か者の末裔ということになる。

因みに、世界中から排出されているCO2の主要な排出国とその割合は次の通りである。

@ 中国 30%  A 米国 15% B インド Cロシア D 日本 3カ国で15% 

つまり6カ国で全体の排出量の60%を占めているわけで、それらの国々がCO2削減に消極的なのだから、温暖化を止めることは容易ではない。ましてや、温暖化の他の要因である宇宙からの放射線等については、人類はそれを避ける手段を持たないのだから、気候変動による自然災害はこれから先、益々その頻度と規模を増すことは避けられそうもなさそうである。

 




 

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