感染拡大を続けていた中国の武漢で発生した新型コロナウイルスによる肺炎は、いよいよ中国本土の感染者数が4515人と5000人に迫っており、死者の数もとうとう100人を超えるところまで来てしまった。海外の感染国も新たにカナダやドイツなどが加わり10カ国を超すところとなった。
発生元の武漢市の封鎖が始まってから早4日が過ぎようとしているが、市民の間にはかなりの動揺が発生しており、食糧調達や医師を探す問題、さらには強い閉塞感などでトラブルが発生する可能性も小さくはないようである。1000人収容の病院を10日間で建造しようとしている国であるから、何とか解決してくれることかとは思うが、少々心配である。
どうやらこの調子だと、感染者の数が1万人を超すのはそんなに先のことではなさそうで、そのころには死亡率も高くなっており、感染者の発生国の数も20ヵ国は超しているかもしれない。人類の多くがこれから先、自然災害だけでなくウイルス性の病気で大量にこの世を離れることになることは、『
龍陀族直系の日本人よ!』の中に沖縄の里奈さんの見せられた未来ヴィジョンの一つとして記しておいたが、読者は読み直しておいて頂きたい。
その点については新型コロナウイルスの進捗状況を見て、どこかの時点で改めて記すことにするつもりであるが、ウイルスは多くの人の命を奪うだけでなく、都市機能の喪失や紛争の勃発、さらには経済の崩壊、株式の大暴落などによって、社会を混乱に導くことになる点は、頭に入れておいて頂きたいものである。
今回の新型コロナウイルスの発生国が中国であったことを考えると、先行きについて、あまり軽視しないほうがよさそうである。世界的なまん延も心配だが、万全を期す意味で、中国の現在の共産党体制を根底から覆す事態につながる可能性も頭に入れておいたほうがよさそうである。