コロナウイルスがまん延する一方で、大統領候補者選びの最大の山場となるスーパーチューズデイ(決戦の火曜日)を迎えた3月3日、米国では南部テネシー州でまたまた大型の竜巻が発生。
最大風速は165マイル(秒速74メートル)、死者25名と行方不明者多数、負傷者150人を超え、住宅や大型の建物数百棟が倒壊、電線が引きちぎられて数万棟が停電、ガス管や水道管も破損する甚大な被害が発生した。
死者と行方不明者が多数となったのは、襲来が真夜中であったため避難が遅れたことが要因であったようである。更に低気圧は北東部のニューヨークやワシントン方面に向かっているようなので、新たな被害が発生することになるかもしれない。
自然災害はこうしてウイルスが発生している最中であろうが、大統領選に向けた選挙中であろうがお構いなく発生するだけに、これから先、混乱は様々な形でその頻度と規模を増して来ることになりそうである。