22日、南米チリで最も危険な火山と言われていたカルブコ火山の大規模噴火が発生し、チリ政府は警戒を最高度に引き上げ、周囲20キロの住民およそ4500人に避難命令を発令した。
噴火はなんの前触れもなく突然起き、噴煙による巨大なキノコ雲が上空1万5000メートルまで達して周辺の町や村に降灰。地元の村の住民たちは50センチを超す火山灰で家畜を避難をさせる余裕もなく、着の身着のままで村から脱出している。
50キロ離れた町でも帰宅を急ぐ車で交通渋滞が発生。 また水や食料品などの生活必需品を求める人々でスーパーマーケットが混乱、
お金を引き出す人々が銀行のATMに殺到している。噴煙はさらに広がっており、ドイツZDFテレビは、チリだけでなく隣国アルゼンチンにも甚大な被害が出る恐れがあることを伝えている。
住民は火山灰の降灰のあとに振る雨を心配している。
火山灰の積もった町での雨は、地下に埋設した電話や電気などの配線や水道施設を機能不全にするため、日常生活に大きな影響を及ぼす危険性は大である。
環太平洋火山帯は北はカムチャッカ半島からカリフォルニア沿岸を通って、南はペルー、チリまで続いているが、以前から何度もお伝えしておるように、各地で噴火が相次ぎその規模も次第に大きくなってきている。地球そのものがアセンションに向かって浄化活動を始めている今、
火山列島と言われる我が国において、今回のカルブコ噴火級の大規模噴火が起きる可能性は、決して小さくないのだ。
今回の噴火はなんの前触れもなく発生したとのことであるが、事前調査が進んでいる我が国でも、大噴火を前もって知ることは容易ではない。それだけに、生活必需品や水、医薬品、現金だけでなく、マスクやゴーグルなどは事前に備えておかねばならない。
読者の中で、繰り返し申し上げている私の警告をどれだけ真剣に受け止め、事前の準備を実行しているのか分からないが、泣きを見るのは、他ならぬあなた自身であることをお忘れなく! 鈍感な読者に噴火の恐ろしさを実感してもらうために、今回は拡大写真を掲載しておいたので、クリックしてしっかり目にとめておいて頂きたい。 準備は明日では遅いのだ!!