覇権国家・米国衰退の兆候

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自然災害と黒人問題

 
 

 
 


コロラド州を襲った雷と嵐を伴った巨大竜巻  右端の立ち上がった渦と
比べると、いかに巨大な大きさであるかがわかる  (ABCニュース)

 
 

とどまるところを知らぬ米国の自然災害、この1週間、雷と嵐を伴った巨大竜巻が中西部から東部一帯を襲い、テレビのニュースがその様子を伝えない日がないほどである。1000万人がその通り道に住み、発せられる警報を見ては地下室に身を隠す日々が続いている。

心配なのは、竜巻の発生件数の増加と規模の拡大である。日によっては発生件数は1日に何十個に及ぶこともあり、コロラド州では町の一角全体の何十棟もの住宅が姿を留めないほどに破壊されている。米国はもともと竜巻の発生件数が多い国ではあるが、これほど厳しい状況に置かれているのはかってないことのようである。

竜巻の発生の前後、通過するエリア周辺では暴風雨を伴った嵐により洪水が発生、所によっては町全体が大量の雹に覆われ、夏に入ったというのに、雪上車が「雪かき」ならぬ「雹かき」に出動するところとなっている。

自然災害、中でもハリケーンや竜巻、雷の発生は龍神様の得意技である。 それを考えると意図的に発生させている可能性が大きそうだ。 それはなにゆえか? 「土地の浄化」のためや「天罰」のためなど幾つか考えられるが、一番可能性が大きいのは、米国という国の衰退が間近に迫っていることを国民に知らしめるためではないかと思われる。

長い間、栄華を誇ってきた米国、世界をコントロール下において来た米国、あらゆる戦争に関与してきた米国、・・・・・・・ 今その超大国米国は国が背負ったカルマによって、姿を消そうとしているようである。 そのことを国民に知らしめるために、異常気象と自然災害が世界中のどの国より多く、また巨大な規模で発生しているのだ。

 
 

 
 


コロラド州デンバーの竜巻による被災状況
 

 
 

 
 


大量の雹で雪上車が出動
 

 
 

 
 


カンザス州やミズリー州では暴風雨で洪水が発生
 

 
 

またまた警察官による黒人への暴力行為

 
 

 
     

国家の消滅のとどめを刺すのは核爆弾の投下となりそうだが、その前に起きるのが地震や噴火などの巨大災害の発生と、それと時を同じくして起きる経済破綻と社会動乱である。 経済破綻は目前に迫っているが、社会動乱の元凶となるのが白人と黒人の対立である。

黒人と警察官とのトラブルが昨年あたりからその徴候が現れ始めてきているのは、読者も承知のことだろう。 昨年8月に起きたミズリー州のトラブル以来、今年4月のメリーランド州、サウスカロライナ州、カリフォルニア州などで、同様な警察官による暴力行為が次々と発生してきている。

今度はテキサス州の住宅街の一角、そこのプールサイドで、誕生パーティに集まっていた黒人の少年少女が警察官に暴力を振るわれるという事件が発生した。 事の始まりは、付近の住民から子供たちが騒ぎを起こしているという誤った通報であったようだ。 ユーチューブから流された映像をみると、駆けつけた警察官による、明らかに度を超したと思われる暴力行為が映されている。

下の写真は少女が取り押さえられて手錠をかけられようとしている場面であるが、抵抗しない少女をあまりに乱暴に扱って、手錠までかける様子をテレビで見ていると、なんとも驚かされる。これでは暴力団の逮捕と変わらなくなってしまう。

地元警察は警察官を直ちに停職処分にしたようだが、何が彼をしてあすこまでさせたのだろうか? 彼の本来の人間性、つまり、「心の素」が表に出てしまったからではないだろうか。 最近、我が国で頻発している異常殺人と同様の「心の素」の発現である。 

「人を殺してみたかった」「黒人なんか奴隷に過ぎないのだ」という心の中に隠されていた潜在意識が、表面に噴出してきているのが「素の出現」である。これから先、個々の人間だけでなく国家や民族の全てにおいて、こうした動きが次々と発生してくることになりそうである。 

 
 

 
 


警察官によって押さえ込まれ手錠をはめられようとしている黒人少女

 

 




 

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