今度はマレーシアで大地震

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北海道で季節外れの雪

 
 

 
 


十勝岳温泉の積雪の様子 (NHKニュース)

 
 

数日前までは帯広などで30度と真夏並みの暑さが続いていた北海道、昨日は一転して4月下旬並みの寒気が流れ込み、最低気温は遠軽町で4度、幌加内町で4度5分となり、上富良野町の十勝岳温泉では、なんと未明から雪が降り始め、朝には数センチの積雪となった。

道路脇のタンポポも雪に埋もれて花が閉じた状態になっており、ホテルで働く女性は「大型連休までは雪が降ることはあったが、6月に雪が積もったのは初めてです」と驚きを語っていた。気象台によると、オホーツク海側や日本海側の気温が低い状態は6日まで続くため、農作物の管理や峠道での積雪に注意するよう呼びかけていた。

読者は覚えておられるかどうか分からないが、昨年のちょうど今頃、私は北海道の十勝平野を旅していた。 シリーズ「十勝平野撮影の旅」シリースの3日目「十勝平野撮影の旅 B」の記事を見てもらえれば分かるように、1年前の6月4日に巨大なワランブキを撮影したその日、十勝岳からそんなに遠くない音更町(おとふけちょう)から足寄町(あしょろちょう)で、北海道で90年ぶりという、これまでの最高気温と並ぶ37・8度の記録的な暑さの中を旅していた。

昨日積雪を記録した十勝岳温泉一帯は標高が1300メートルと高地であるが、音更町や足寄町とそんなに離れていない。そんな2つの場所で記録的な高温を記録した日からちょうど1年後の日に、今度は季節外れの積雪に見舞われたのだから驚く。

 

マレーシアのボルネオ島で大地震

 
 

 
 


この亀裂を見れば、ボルネオ島を襲った地震が、かなりの揺れであったことが分かる

 

 
 

 
 


ボルネオ島とスマトラ島はマラッカ海峡を挟んだ近い位置にある

 
 

偶然とは重なるものである。昨日「世界に広がる地震と噴火」、インドネシアのスマトラ島のシナブン山の噴火が活発化して来たニュースを記した際、冒頭で「北海道の釧路地方でM5・0(震度5弱)の地震が発生した」記事を記したばかりである。

その翌日の記事が同じ北海道の季節外れの積雪のニュースに続いて、今度はマラッカ海峡を挟んでスマトラ島に隣接するボルネオ島で発生した地震の記事を書くとはなんとも奇妙な事である。 それにしても、シナブン火山の噴火活動が活発化し、警戒レベルを最高度の5にした直後に、ボルネオ島の高山キナバル山(標高4095メートル)一帯でマグニチュード6の大型地震(深度10キロ)が発生したこともまた驚きであった。

環太平洋地震帯には属しているものの、これまで巨大地震の発生がなかったボルネオ島でのマグニチュード6の地震の発生や、地震帯から離れているネパールでの巨大地震の発生は、地震帯から更にエリアを広めた一帯の地殻が動き始めていることの何よりの証拠である。 これだけ続けて1ヶ月半ほどの内に巨大地震や大規模噴火の徴候が見え始めていることは、新星地球誕生の始まりの時が近づいていると考えておくべきではないだろうか。

それにしても、これだけ世界各地で天変地異が続くと、書き手の私は休む間がなくなってくる。 昨夜は久しぶりに愛猫チロを膝に抱いて「鬼平犯科帳」でも見て心を癒そうと思っていたところ、北海道とボルネオ島の二つのニュースを見てしまったため、資料集めや参考地図・写真などの作成に夜半までかかり、癒やしの一時は没となってしまった。

今朝は5時前に起きして何とか記事を書き上げ、10時前の今、ようやくサーバーに送信するところである。 読者は気楽に読まれていることだろうが書く人間は大変である。 これから徳乃蔵で来客者の対応が始まる。 癒やしの一時が欲しい毎日である。

 
 

 
 


キナバル山の揺れは大きく11名の死者が出ており、
日本人1人を含む登山客130名ほどが下山できなくなっている。
 

 
 

 
 


山の中腹で山頂に取り残された人々の安否を気遣う登山客

 

 




 

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