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ギリシャのチプラス首相は27日、債権団から提示された支援案をめぐり、受け入れの是非を問う国民投票を7月5日に実施すると表明した。
チプラス首相はテレビ演説で、債権団による提案は欧州の規則だけでなく、労働や平等、尊厳に関する基本的権利を脅かしているとした上で、「同提案はすべての関係者が納得できるものではなく、すべての人々にとって屈辱となりかねない」と訴えた。
終末の財務相会議は28日までずれ込むことになったようであるが、どうやらギリシャ政府はこれまでの主張を大幅に翻すことはなさそうなので、事実上デフォルトは避けられそうもなさそうである。