短時間で音もなく出現した陸地
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突然出現した陸地 (朝日新聞デジタル版より)
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昨日、シベリアで新たなシンクホール(陥落穴)が出来たことをお伝えした。また背丈以上に積もった雪が何らかの力が加わって移動し、鉄塔を倒したり道路をふさいだりした不思議な現象を動画で見て頂いた。鉄塔が倒れたり木々が次々と倒れる様子を見ていると、横から加えられた力と言うより地下を移動するエネルギーの流れによって発生した現象ではないかと感じられた。それにしてもなんとも不思議な現象である。
地下で起きている不思議な現象を考えていた矢先、知人から北海道は知床半島の海岸沿いに、たった1日で新たな陸地が出現したというニュースを知らされた。早速朝日新聞のデジタルニュース見てみると、どうやらその現象は24日に発生したようである。
羅臼町など関係機関の担当者が現地を訪れて調査した結果、新たな陸地には海藻やウニなどの海洋生物が多数付着しており、崖崩れなどではなく、「海底の隆起」よるものと判断するところとなったようである。
新たな陸地の規模は長さ500メートル以上、幅約30〜40メートルで、隆起の高さは10〜20メートル。岩盤がクレバス状に大きく開いたり、内圧によって表面が網目状に裂けたりしたとみられる場所も複数見つかっている。
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海草を見ると、海底が隆起したことが一目瞭然
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札幌管区気象台は「ここ1週間ほどの間に周辺で地震は観測されていないし、火山活動も起きておらず、隆起の原因はまったく分からないとしている。近くの町道が幅20〜30メートルにわたって陥没していることから、隆起の影響が一部の地区に及んでいることは間違いないが、それにしても、地震も起こさず500×40メートルもの面積を短い時間の内に20メートルも隆起させるという現象は珍しいことではないだろうか。
私が一番驚いたのは、隆起している最中にたまたま海岸で昆布拾いをしていた女性が、昆布拾いを終えて帰宅しようとしたところ、隆起は自分の背丈を超えていて驚いたという記事であった。漁業組合長も音も揺れもなかったときいて驚いており、こんなことは初めてだと語っている。昆布
拾い中に2メートル近く隆起していたと言うことは、全体の隆起も極めて短い時間で発生したことになりそうだ。
こうした現象を見ていると、いま地球上ではあちらこちらで、海底や地表で何か異常な現象が起きているように思えて来る。大規模な地震や噴火だけでなく、地殻の移動などこれまで目にしたことのないような現象が起きているのではないだろうか。いずれにしろ、こうしたニュースを頭の隅に残しておけば、いま地球が再生のための動きを始めていることに、気がつくのはないだろうか。
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岩盤がクレバス状に大きく裂けているのが分かる
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ネパールで巨大地震発生
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ネパールの首都・カトマンズでは、世界遺産に登録されているダラハラ塔が崩壊。
塔の下には50人余が下敷きになっているようである。(AFPニュース)
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南米チリで先日、カルブコ火山の大噴火が起きたばかりだというのに、今度は南アジアのネパールで25日、マグニチュード(M)7・9の大地震が発生。
すでに犠牲者数は1800人を超えており、その後余震が続き、通信も途絶した場所もあることから、さらにその数は増えることになりそうである。
被害は隣国インドやバングラデシュ、中国・チベット自治区にも及んでおり、インド北東部ビハール州ではこれまでに42人の死亡が確認され、バングラデシュやチベット自治区でも数名の犠牲者が出ている。
一方、世界最高峰エベレストでもこの地震によってネパール側のベースキャンプで雪崩が発生。登山シーズン開始にあたって集まっていた登山者ら少なくとも18人が巻き込まれて死亡した模様である。
地震の規模が7・8と大きい上に震源の深さが15キロと浅いため、被害が一国だけに留まらず周辺国にも及ぶという異例の事態となっている。現場周辺は巨大山脈ヒマラヤが造られたプレートがぶつかる「地震の巣」で、以前から大地震の発生が懸念されていた場所であった。
このように今世界各地で、ネパール地震やチリの噴火に代表されるように、懸念されていた事態が次々と現実のものになってきているのである。それは、地球規模で大規模な地殻移動やそれに伴うマグマ溜まりの変化が実際に起きていることの何よりの証である。
我が国には、関東直下地震、東海地震や、東南海地震、南海地震など大地震の発生や、
富士山をはじめ木曽御岳、阿蘇山、桜島、十勝岳など巨大噴火が懸念されている火山が何ヶ所も存在している。それを考えれば、地震大国日本、火山列島日本で、いつ大規模地震や巨大噴火が発生してもおかしくないことが分かるはずだ。
今のところ「懸念」が「現実」となっていないのは、その時期が一時先延ばしされているだけなのだ!
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